2008 年07 月21 日
中小法人の資金計画@
1級FP試験学科基礎編予想問題【A ライフプランニングと資金計画】
9 中小法人の資金計画@
<問題>
問90 X社の当期の売上高(年商)が360百万円であるとき、次の各回転期間ベースから算出される経常運転資金の金額は、75百万円である。
<X社の回転期間>
売上債権回転期間 1.5カ月
棚卸資産回転期間 3.0カ月
借入債務回転期間 2.0カ月
(注:回転期間は、月商より算出している。)
問91 問90において、月商増加分が10百万円であるとき、増加運転資金の金額は、25百万円である。
<解答>
問90【○】
問91【○】
<解説>
問90 経常運転資金とは、企業における現状の売上や在庫水準、売上仕入れの決済条件のもとで恒常的に必要とされる運転資金をいい、回転期間ベースでは次のようになります。
経常運転資金所要額=売上債権+棚卸資産−買入債務
=平均月商×(売上債権回転期間+棚卸資産回転期間−買入債務回転期間)
問91 増加運転資金とは、売上の増加や取引条件の変化が生じた場合に必要になる資金のことです。
増加運転資金所要額=月商増加分×(売上債権回転期間+棚卸資産回転期間−買入債務回転期間)
投稿者:ふみ
at 21 :26| FP1級学科予想問題(ライフ)
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