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2006 年07 月24 日

夢4

夢の続きの話です。

11.もう朝じゃん
 ステップワゴンを乗せた市営バスは、私が大通りの方向を向いた一瞬だけ姿が見えただけで走り去っていったのだった。
 あれ?車が乗ってたのは分かったが、白色のステップワゴンということはもしかして俺の車??などと思っていると私の兄が夜の闇の中から徒歩で歩み寄ってきた。
 なぜか兄は怒り心頭なのである。よく聞いてみると私のせいで結婚式が非常に遅れて来賓客が帰ったりと大変だったらしい。よく時間をみてみると朝3時ぐらいで、時間の経つのが早いことに驚いた。夜の8時に式が開始だったのでかれこれ7時間程経過したことになっていた。
 そして兄は放置されたままの私の車を道端でみつけ、市営バスに乗せて持って帰ろうとしていたのである。隣県の住居に着替えを取りに行こうとした私を市内中駈けずりまわって車と私を発見した兄の苦労を考えると、彼の心情は容易に理解できたのでお怒りはごもっともだと思い遅刻覚悟で着替えを取りに行こうとした自分の思慮の無さを悔やんだ。

12.罪悪感を抱え戻る
 兄の怒りにしょげる。着替えを取りに行くことはあきらめ、来賓客を待たせてあるので私はステップワゴンの乗った市営バスに乗り、一路皆の居るところに帰ることになった。もう朝になってきており、だいぶ外が明るくなってきているのである。
 皆が待っていた場所は私が通っていたT高校に変更になっていた。夜に集まれる場所がなかったとか理由も聞いた気がするが、もう既に来賓客に対して申し訳ないのとどう説明していいやらで罪悪感で頭がグルグルしており、それどころではなかった。
 皆のいるところに着いてみると来賓客はだいぶ減ってはいたが2〜30人おり、ずっと待たせて居た事に、私の心は罪悪感で一杯になるのだった。

13.謝罪する
 皆に合わせる顔がないのは分かってはいるが、それでも謝らないといけないので、しぶしぶ近くにいた一人目の客に深々と頭をさげた。
 最初は形だけ頭を下げ、色々と遅れた理由などを説明して申し訳なかったことを謝罪して回っていたのだが、その後何人も何人もの人に謝罪するうち自分の情けなさと思慮の無さを呪いながら本気で号泣していた。
 私の上司2人も客として来ていてこの時間まで待っていたため同様に謝罪もするが、おまえはとうとうやってくれたな的な事を言われて非常にしょげた。
 そうして一通り皆に謝罪した後に一人のシナビタ親父が近寄ってきた。
 結婚する彼女の父親である。

つづく


今回の現実
・バスにステップワゴン乗せて運搬する馬鹿な兄はこの世に居ないだろうと想像される。
・T高校は山の上にあることで有名な学校で、校舎には鐘があり何となく洋式の結婚式にはよさげな感じはするが、本当にそこで結婚式を行う馬鹿はいないだろうと想像される。

投稿者:ノブat 23 :55| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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