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2010 年10 月24 日

七尾の秋の風物詩

今回はアリヴィオには関係の無いお話になりますが聞いて下さい。 

こちら七尾市も最近は朝夕の暗さにもう秋なんだなと思えるようになってきましたが、日中の気温はその時々で、この温度差で風邪になる人も多いのではと心配をしておりますが、秋刀魚といっしょで脂を蓄えた私は、先日元気いっぱいに イイダコ釣りに行って来ました。

残念なことに海の中は外と違い猛暑の影響が色濃く残っており、イイダコの姿・形は何処へやら・・・まったくみあたらず、すってんてんのまるぼうずでした。
が、そのかわりこの時期に終わりを告げるはずのイカや夏の落ちギスは面白いほどに好調だそうです。

イイダコと言うのは体長が大きくても30?程のタコで体に金色の環状紋(目玉に見える)があるのが特徴です。名前の由来は胴部(頭)の部分に米粒大の大きさの卵を抱えていて食べるときにそれが米飯に見えるからとか、食感がそれに似ているからと言うのが由来だそうです。

七尾では秋に卵を持ったイイダコを釣っておいてそれを冷凍しておきます。そしてお正月にお醤油風味の煮物で食べると言うのが一般的ですが、から揚げでも美味しくいただけます。
お正月の家族の喜ぶ顔と自分の酒の肴の為にお父さんたちは朝夕の仕事前と終わったあとに楽しみながらにガンバルことが七尾に暮らす一家の大黒柱のステータス?なんですね。

まぁ嘘か本当かそうした事情を抱えた人達がこの時期に七尾湾沿岸部にずらりと肩を並べてイイダコを釣るのが七尾の秋の風物詩とされています。この波穏やかな七尾湾だからこその景色かもしれませんね。澄んだ秋空の下で皆さんも一度はイイダコ釣りどうですか?当ホテルにお泊りの際にはアドバイスさせていただきますよ。

400年前に亡くなった七尾が誇る天才画家の長谷川等伯も生前は食べていたのかなと小さなタコから無理やり大きなスケールの話に結びつけてみましたが、冬の能登半島もさることながら秋の能登半島もまたいいものです。アリヴィオを拠点に秋の七尾探索はいかがでしょうか?









投稿者:ホテルアリヴィオ
at 15 :35| 日記 | コメント(0 )

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