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2012 年04 月06 日

桜と日本無双の槍

今年も桜の季節になりましたが、桜よりも花粉がという方も多いと思います。桜といえば七尾市では小丸山公園が有名ですが大河ドラマでおなじみの加賀藩主 前田利家にも縁のある公園です。利家は戦国時代の御三家「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」と関わりのある大名です。

 

信長の時代には槍の又左(前田又左衛門利家)として武勇伝を残し【日本無双の槍】と

絶賛したそうです。この頃に難攻不落といわれた七尾城から小丸山城へうつります。

秀吉の時代には二人で灸をすえ合う仲で、天下三茄子の一つ「富士茄子」の茶入を譲り受けるなど

忠義の男として絶大な信頼を得ていました。晩年の秀吉に意見できた数少ない大名でもありました。

この頃には小丸山城から尾山城(金沢城)へと移ります。

 

家康の時代では唯一互角に渡り合う存在として扱われるなど、その存在は特別なものでした。

加賀地方にはこんな詩がのこされています「天下葵よ加賀様梅よ梅は葵のたかに咲く」

あとわずかなところで天下を取れなかった事を悔やんだ加賀の人々がつくった詩とされています。

こんな凄い大名の原点がこの七尾の地というだけで誇らしく思えますね。
小丸山城にはもう一人有名な人物が登場するのですが、これがなんと利家の甥にあたる
前田慶次郎利益です(パチンコで有名)晩年を小丸山城で過ごしたといわれているそうです。

小丸山公園の桜を眺めながら歴史探索でもどうでしょうか。

投稿者:ホテルアリヴィオ
at 05 :53| 日記 | コメント(0 )

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