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2008 年03 月31 日

「パンツ」と呼ぶと誤解される事が多々

ズボンプレッサーとは、熱と重みで衣服の皺を伸ばす目的で使用する器具。
(Wikipedia 転じて”アイロン”の項より)

というわけで今日はズボンプレッサーのお話です。


当ホテルには各エレベーターフロア近くに二台ずつ、
計六台のズボンプレッサーを用意させて頂いております。
(台数が少なくて大変申し訳ありません)
これをご利用頂く際は、お客様ご自身で客室までお運び頂いてるわけです。
ズボンプレッサー



ところがこのズボンプレッサー、結構重いんですよね。
当ホテルで採用しているズボンプレッサーは
70年以上の歴史を持つ英国コルビー(CORBY)社製のものですが、
カタログ値で9.8Kg。
他メーカーの製品を調べてみてもやはり10Kg以上のものがほとんどです。

もちろん上記にありますように、自身の重みを利用して皺を伸ばすわけですから
ある程度の重みは必要不可欠。とはいえやはり重いものは重いわけです。
さらに付け加えるとこのズボンプレッサー、決して運び易い形状とは言えません。
(この重さ、形状をものともせずに、
 運ばれる屈強なお客様もいらっしゃるかもしれませんが)

そこでホテルスタッフは考えました。
いかにしてお客様にズボンプレッサーを快適に使って頂くか?
・もっと軽いズボンプレッサーを採用する・・・・・探しましたが見つからず。
・もっと運び易い形状のものを採用する・・・・・・・同じく見つからず。
・各部屋一台ずつ設置する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スペース等の問題で不可。

そして考え抜いた答えがこれです!
(ここでドラえもんがポケットから
 道具を取り出す時のBGMを脳内で補完して下さい)





キャスター



はい、ご覧の通りキャスター追加しました。
シンプル。実にシンプルな答えでしたね。
何故最初にこの案が出なかったのかと(笑)

これは当ホテルに関係の深い職人のNさんに作成して頂きました。
シンプルとはいえ、そこはプロの職人さん。
キッチリ脚の採寸からして頂きました。
いい仕事してますねぇ(笑)

現在はまだ耐久テストの最中という事で、一台だけですが
これがご好評なら、全てのズボンプレッサーに採用となります。
Nさんは本職が大変忙しい方なのですが、ホテルの為に泣いて頂きましょう(笑)


というわけで、このキャスター付ズボンプレッサーのご意見お待ちしております。

投稿者:ホテルアリヴィオ
at 03 :30| 日記 | コメント(0 )

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