2008 年06 月12 日
FMチューナーのメモリーがすぐ消える。
梅雨時にもかかわらず、からっとして気持ちのいい天気である。さて、以前から、使っているFMチューナーのメモリーが、電源を落とすとすぐ消えてしまっていたので、はずしてあったサイドウッドを取り付けるついでに、ばらして様子を見てみた。
チューナーは、ソニーのST−S333ESA、買って何年たったかは、記憶に定かでない。強電界地域には、向いているが山の中の電波が弱いところで使うには、感度がいまいちの感があった。
メモリーのバックアップ用に電池が入っていて、電池の寿命が来たのではと、考えていたのだが、蓋を開け、フロントパネルも外し、すべての基板を見ても、電池が見あたらない。
電池がないとなると、あとは、コンデンサー。バックアップ用となると、相当大容量のはずなので、それらしきコンデンサーがないかさがすと、コントロール部の基板(大きい一枚の基板がメインになっているが、ブロックごとに区切られているので分かり易い構造だ。ま、回路図あれば、すぐわかることなのだが、回路図はなし)に、ちょっと怪しげな形のケミコン(電解コンデンサー)が1個ある。直径のわりにえらく平べったい形をしている。おそらくこれだろうと思うのだが、場所とその形のために、容量表示が読み取れない。
とりあえず、はんだごてで基板から取り外してみると、5V0.1Fと表示されている。最初0.1を見たときに、0.1μFかと思って、こりゃえらく少ないな。間違ったかなと考えたのだが、よくよく見ればμ(マイクロ)のないF(ファラッド)だけ、1F=1000000μFだから100000μFあるということ。
この大きさでこんなに大容量できるんかいなと驚いたのだが(耐圧が低いので小さい)、手持ちのコンデンサーの中から容量の大きいのを探すも見つかったのは25V1000μF。これでも、少しは持つだろうと交換して元に戻した。
今のところ5時間ぐらいの電源オフでは、メモリーは保持されているようだ。
投稿者:UIP
at 15 :22| 日記
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