2008 年12 月18 日
茅刈り
ここ数年、私の住んでいる地区では、区民総出で茅刈りを行います。そもそもの始まりは、近くにある薬師堂という古い建物が、県指定の文化財になり(建物の構造が珍しいらしく、立派な仏像があるわけではない)、相当大規模な修理を行わなくてはならず、修理費が1億数千万かかるのだがすべて補助があるわけではなく、いくらか地元負担もあるため、せめて屋根の葺き替えのための茅は自分たちでまかなおうと、毎年今の時期茅刈りを行っています。(茅も購入すると結構高いんです。)
軒数60軒あまり、住人200人ちょっとの小さな集落で、ほとんど老人ばかりですから参加者のほとんどは老人。私が一番若手ではあったのですが、一番役に立っていなかったような。
中腰で刈っていると、腰は痛くなるし、最近はほとんど歩いていないので、茅の切り株でぼこぼこした休耕田は歩きにくくて、歩くだけではあはあ言ってました。
老齢化がどんどん進むなか、あと10年20年経ったら、どうなるんだろうなと考えると、集落を維持していけるのか心配になります。
投稿者:UIP
at 00 :59| 日記
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