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2005 年04 月21 日

会うは別れの始めなり。

「あたしの望みは一つだけ。あなたにしあわせになってもらえばそれでいいの。」
アービング・シュルマン「ウエスト・サイド物語」の中の1節である。

先日、といっても3月31日。僕は穴水まで「のと鉄道」を見に行った。何故じゃといえば、この日がのと鉄道穴水〜蛸島間の運行が最後だったからである。当日はカメラを持った鉄道マニアだとか、マスコミ関係・鉄道関係の方々がウロウロしていた。
そして汽車が入ってくると、花束を持った女の子が車掌さんか誰かにその花束を渡して運行最後の日を劇的に演出していた。
やはり最後の日というのは誰しも特別な思い入れがあるものだ。
卒業式。お世話になった会社を退職する日。ファンだったプロ野球選手が引退する日。失恋。友人・近親者との死別。慣れ親しんだ建物が取り壊される日。
僕はいつも目を凝らして見ているのになぜか悲しくさびしいことばかり。でも、それはそれで人には良いことかもしれない。いつか見えない力となって次の瞬間を生きていこうとする糧になるから。過去にも未来にも縛られたりせずに・・・。



投稿者:Waiat 02 :25| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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