2005 年09 月29 日
ここは歴史を知る場所
広島訪問記大和ミュージアムの正式名“海事歴史科学館”の名の通り、
ここは太平洋戦争終結以前の海軍の歴史を伝える場であり
船についての知識を得られる場所でもあります。
1F・2Fでは海軍の歴史や海戦史、当時の軍人さんの紹介がされていて
展示品には本物のゼロ戦、小型潜水艦、人間魚雷、戦艦の主砲弾、遺留品があり、
遺留品の中には沈没した大和から引き上げられた品々もありました。
そんな戦争当時の数々の物が展示されてます。
“人間魚雷”
映画や漫画の世界では無く数十年前の軍隊が兵器として開発し、実際に運用された
物。
人が乗り込み、飛行機に搭載され、敵艦手前で海中に投下され、搭乗員は自らの
船(魚雷)をぶつける為に操縦する。
敵艦に命中しようがしまいが、投下前に飛行機が撃墜されようが中の人は逃げる事
はできません。
この人間魚雷を見たときはさすがに脳天気ではいられませんでした。
これら人命を無視した兵器が“普通”に運用されていた時代..........。
仮に人命が尊重されていても..........。
やっぱり平和がいいっす。
このミュージアムはそう思わせてくれる場所です。
投稿者:のり
at 20 :02| バイク
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