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2005 年08 月09 日

子供

本当はタイトルを不妊症としたかったのだけど、あまりにも直接的なので(笑)
ゆうべ古新聞などを片付けていて目にした記事で、少し真面目に書いてみようかなと思いました。

不妊治療の事についての賛成反対意見の記事です。
生命の誕生にかかわる事なので、それぞれの意見があり、賛否両論があって当然なのだけど、読みながら腹立たしくおもう意見もあり、納得できる意見もありでしみじみと考えさせられてしまった。

自分は不妊治療を4年間続けた。
この期間を短いといい、あきらめるのは早いのでは?とよく言われた。
期間の長短ではなくて、やはり内容的にシビアな部分があったためなのだけど
説明するのがめんどいので(笑) いつも適当に話を流していた(笑)
だからよく
子供ができる食べ物 健康食品はよくすすめられたし、占い師も紹介されたし
神社やお守り、病院(笑)
そんなもん いらん(笑)

片道1時間以上かけて毎日注射を受けるために仕事を終えてから通った。
休日もなにもない。
しょっちゅう出かけているので、姑からは遊んでばかりの嫁じゃといやみも言われてた。
副作用でしんどくても、田んぼや畠も手伝っていた。
当時は必死だったし、苦痛とも思わなかった。
結局、手術までしてその結果で私は子供をあきらめた。
0%ではないと言われたが、4年間思う存分自分のできる限りの事をした。
病室で3日間カーテンを閉め切って泣いてた当時の自分をふと思い出した。

私はけっこう楽天家で、治療中もそう悲惨でもなかったし落ち込む事も少なかった。
病院通いしとると平気で公言してた。
人によっては、かなり気持ちがナーバスになる人も多い。
赤ちゃんを見るのも辛いと泣いていた人もいた。
私にはそれがなかった(笑)
けれども、自分には子供を生む能力がないと自覚した段階で、それまで抑えてた気持ちが一気に噴出した。
後にも先にも、子供の事で泣いたのはそのとき限り。

そういった苦しみや悲しさは、けして他人には理解できない。
理解しろとは言わないけど、不妊治療にあたまから否定意見を言われると俄然燃えてしまう(`´X)
てめぇら何わかったくちきいとんや〜〜
おりゃ(/-o-)/ ┫
\( ・_・) スリッパアタック!( ・_・)_θ ☆(。_゚)

私はね、こういうことは特殊とは思わない。
風邪をひいたら病院へ行くように
具合が悪かったらちょっと治療するように
子供ができにくかったら、病院でお手伝いしてもらう
そういうことが、もっともっと自然になってほしい。
けして特殊なことではないということを理解して欲しい。
難しい問題はさておき、人間の本能として女性の本能として子供が欲しいと願う気持ちはそうは難しくは考える必要はないことなのにね。

そして自然に妊娠できる事は自然に喜べばいい。
不幸にも、それを中断させられる出来事があったとしても、自分を責めるのではなく自然のことなんだと受け止めて欲しい。
不幸がってはだめ!
辛い時に思い切り泣いて、そしてその出来事を心の中にやさしく受け止めてあげて欲しい。
きっといつの日かその意味が自分の中で何かと結びつくことがあるよ。

涙の数だけ強くなれるとは言うけど、強くはならん。
傷つけばひねくれる、泣けば心は弱くなるし元気なんか出ん
けれども、人よりも理解できる事が泣いた出来事の分だけ心に増えるよ。

なにやら 何を言いたいのかわからん文章になってしもた。。。



投稿者:ひめ
at 16 :52| 日記 | コメント(1 ) | トラックバック(0 )

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◆この記事へのコメント:

◆コメント

思い出すねぇ〜、あの頃。
私は、5年通ったぞ。
ひめも、頑張ったもんね。

投稿者: ひ○み : at 2005 /08 /10 23 :41

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