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2006 年02 月01 日

思い出

小さな頃の思い出は意外と記憶に残っているものです。
私の母の里は輪島です。
夏休みには毎年のように遊びに行きいとこ達と海へ行ったり川へ行ったり
そうして過ごした事はまるで近い過去のように記憶に残っています。
里の祖父は母に言わすと厳しい人だという事でしたが
私にはとても優しかったです。
いとこの中では年長である私は、しっかり者だいい子だと顔を見るたびに祖父からほめられていました。
ほめられれば調子に乗る私を知ってか知らずか
おかげで私はこの祖父に褒められるのがうれしくてとてもいい子でした(笑)
かなり高齢になっても現役の職人さんで、自分の道をしっかりと生き抜いた人でした。
その祖父の訃報がはいったのは2日前
95歳の生涯を閉じました。

自分の人生の中にいる人達がこの世を去るのはいかなる場合においても寂しさをおさえることはできません。
どうしても都合がつかず葬儀には行くことはできませんでした。
弔電を打ちながら、文面を考えながら、結局平凡な文章になってしまった。
心の中でおじいちゃんの思い出を振り返りながらちょっぴりだけお酒を飲みました。

小さな頃の祖父の思い出は年を経てもなんらかわらず
懐かしくもあたたかく心を包んでくれる。

さださんの「思い出はゆりかご」がききたくなった。
こんな時にもききたくなる歌だな そんな気がした。

投稿者:ひめ
at 00 :12| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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