2006 年07 月08 日
大きな出来事
以下の文章は、母の闘病を綴ろうととあるブログに書き始めたものです。けれども結局この日に書いただけで継続はしませんでした。
今年に入っておきたさまざまな出来事がようやく落ち着き始めた春の日の出来事
この日を境にさまざまな事が変わってしまった。
春の初めから少し体調不良の母
4月から背中、腰の具合が悪く整形へ通院していた。
1ヶ月近く通院するも症状は全く良くならず
連休前、内科を受診するようにすすめる。連休後に病院に予約を入れた。
連休の間に具合が悪くなっていく。
連休明け内科を受診
その際に、膵臓、肝臓が腫れている、至急入院を勧められた。
母よりその症状を聞いていやな予感がした。
自分の中の知識を総動員して、これが当らねばと祈り続けた。
5月11日入院
主治医より病気の告知を受ける。
膵臓がん(5cm) 胃を圧迫し始めている、肝臓転移、腹膜転移、水がたまり始めている。
末期がんであった。
CT画像、胃カメラ映像、エコー すべての資料を見せてもらう。
素人目にも明らかなものがそこにはうつされていた。
予感は的中
余命を告げられる
最悪の場合は1ヶ月 通常は3ヶ月ほどと伝えられる。
抗がん剤を使用、三人に一人には効果がある。多少の延命が可能。
それでも1年は持たない
夢の中の出来事のようだ。
極力痛みを抑えてもらうように医師に伝える。
つらい思いはもうさせたくはない。
告知はしない。
できるかぎり伝えないように決める。
1日でも長く母の笑顔を見れるように接することにした。
携帯電話を購入
使いやすいタイプで、メールを読めるように母に指導
メッセージを読むことでも少しは気晴らしになってくれるといいな
妹と二人で精一杯の事をしていくと決めた。
入院をして痛みの処方をしてもらい少し落ち着いた様子。
母の日のアレンジを持って病院へ行く。
知らせた東京にすむ兄弟からも電話があったよう。
母は比較的元気
顔色も表情も穏やかである。痛み止めがうまく使われているよう。
食欲は× 朝方おなかがはって辛かったようだが、薬を処方され改善されたよう。
仕事からいったん家に帰り病院へ
背骨の辺りが痛いらしいが痛み止めでおさえている。
おかゆ、バナナを食べて 少々食べ過ぎたと話していた。
あまり長居はしないようにしているが30分ほど病室にいた
明日、あさって、これないことを伝えて帰宅
普段どおりの会話がほっとする。
このまま順調に直って退院 そんなふうにも錯覚しそうな母の様子
今日より抗がん剤投与
主治医が何度ものぞいてきたらしい。今のところ副作用らしいものは出ていない
このまま効いてほしい
少し症状が安定したら、親子で温泉旅館にでも泊まりたい。
せめてそんな時間が欲しい
投稿者:ひめ
at 22 :20| 日記
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