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2007 年04 月18 日

輪島

今日は輪島へ出かけました。
妹とも休みが合わせられたので気になっていたお墓を見るためです。
能登有料道路は途中までで行き止まり。
まだ工事中でした。
ひさしぶりで有料道路ではない道を車を走らせて行きました。
輪島へ近づくにつれて所々で地震の爪跡を目にしました。
いつもよりもすこし時間がかかって輪島に到着したのはお昼前でした。
真っ先に高台にある墓地へと急ぎました。
やはりここでも予想通りの光景を目にしました。
お墓は痛んでいるものもたくさんありました。
墓石の落ちているもの、壊れているもの、石がずれてしまっているもの。
実家のお墓は古いのでとても心配でした。
けれども大丈夫でした^^
大きな木の根元が良かったかお墓は壊れてもいなく、石もずれていることもなく何変わることなくありました。
妹と思わずにっこり(笑)
準備してきた道具で掃除をしてお花を手向け、お参りをしてきました。

そのあとは親戚の家を訪ねました。
1件は輪島塗の商人さんです。
その家もお店の方は無事でしたが、母屋や別棟は1件は倒壊、1件も見た目は大丈夫でしたが建物の中に入って驚きました。
柱からすべての壁が外れてしまっている箇所、天井が落ちてしまっていたりとひどい有様でした。
全壊と判断されていました。
もう修理不能、取り壊し決定ということだそうです。
あらためて地震の恐怖を目にしました。
街を走っていると一見大きな被害もなさそうにも見えます。
時間とともに外の部分はかなりきれいに片付けていられていました。
けれどもよくみると、家の中の状態が外からも見えたりあちこちに応急補修の跡がたくさんありました。

その家の叔母は男勝りの元気なおばちゃん。
ちょうど到着した時に魚売りのところにいるところを見つけました(笑)
「ようきてくれた、ようきてくれた」と山のような干物や魚をもたせてくれました(笑)
おいおい。。。。
こっちがお見舞いにきたのに(笑)
「家のほうはどうやったん」?と問いかけると
「あんたの目の前に空き地にあったやろいね、家ぶっつぶれたわいねぇ ははは」
ふと目を向けるとなつかしい家屋はもうありませんでした。

「ここ、みえんやろうけど、柱おれとるげっぞ〜見た目たっとるけど、全壊なんやげん〜」
な〜んて、あっけらか〜んといってるし・・(笑)

・・・おばちゃん・・
そんな、簡単に・・・( ̄□ ̄;)!!

タイルとかもはがれて、壁に亀裂が走ってたり,階段も片がってたし・・
外から見てる以上に内部の被害が激しそうでした・・

家の事は知らなかった。。。

「まだまだ引退はできんわ(笑)」
あっぱれ能登の女
だいすきな叔母が今まで以上に大好きになった。


投稿者:ひめ
at 23 :11| 日記 | コメント(0 )

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