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2007 年07 月27 日

嫁入り道具

こんなタイトルにしたからといって今から私が嫁に行くわけではない。
着物やゆかたに触れる機会があったのでふと思った事を書いてみます。

自分が結婚する時にかなりのものを親は支度してくれた。
当時定番の婚礼ダンスや布団(笑)
そして何よりも大変だっただろうなと思うのはタンスに詰まっている着物である。
旦那様になる人が超ド田舎なので親は相当気を使ったようです。
ざっと見ただけでもまだしつけもはずしていない着物も数枚ある。
最低限度とはいえかなり頑張っていた準備してくれたことを思い出した。

着物を丁寧にタンスにしまい、この着物はこうでああでと嫁入り前の私に説明していた。
さらに細かく詳しく書いたメモをそれぞれの着物の中にいれておいてくれた。
今はそれもばらばらになってる(笑)
ズボラのO型やし(^^;) 母よすまん。

この着物達を見るにつけ両親を思う。
娘の結婚が決まると母ははりきり、父は不機嫌になった。
母は毎日道具の準備に飛んで歩いていた。
父は黙々と仕事をしていた。

着物にはそんな両親の気持ちがたくさん詰まっているようで
それらを広げると妙な緊張感が生まれる。
なぜか正座もしてしまう(笑)

本当はできるだけ機会を作ってこれらに手を通してあげるほうがいいのだけれども
なかなか着る機会もないのが残念です。
で、この夏はせめてユカタにくらいは手を通そうとひそかに思っているのでありました。

投稿者:ひめ
at 09 :56| 日記 | コメント(0 )

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