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2007 年10 月02 日

骨髄バンク

以前に歳時記に綴った事がありますが今日あらためて書いてみようと思います。
10年ほど前に父が大病を患って県内の大学病院に半年ほど入院していました。
その間に知り合った女の子。
頭にはかわいいスカーフを巻いて父の病室によく遊びに来ていました。
笑顔の可愛らしい子でした。
付き添っていたその子のお母さんともお話しするようになりました。

慢性白血病 当時はそういう病名をきかされました。
白血病の中でもさまざまな種類があるそうです。
正確な病名はわかりませんが、彼女の場合は急性ではない分今すぐに急変するものではなかったらしいですが、何度かの再発を経て急性白血病に移行する可能性が高いとの事。
治療法は彼女の場合は骨髄移植しかなかった。
ドナーを待ち続けていました。

父は退院し、彼女とは手紙のやり取りをしていました。
数ヵ月後に急性に移行し、それでも適合するドナーとめぐり合えませんでした。

成人式を迎えることなく彼女は眠りにつきました。

それを期に私は骨髄バンクを知る事となりました。

数年前に以前の仕事をやめた後、骨髄バンクに登録しました。

今でももし適合する事があればドナーとして移植に協力をしたいと言う気持ちは変わりません。

どこの誰にあげることになるかもわからないのにお人よしやね
なんて言う人もいます。
えらいねぇ、私にはまねできんわとか。。。
まぁ、これは私の哲学みたいなもので、何言われようともどうも思わないのだけれども。。。

少なくとも、あの時病院で出会ったあの女の子
移植さえすれば助かった可能性も高かった。
あの子の笑顔が今も忘れる事ができません。
移植に協力するのは、ドナーのリスクもあります。
けれどもできることなら、自分が健康ならばと思っています。

この地球、たくさんの命が生まれ消えていきます。
今こうしている時間の中に、死んでいかなければならない人がいます。
見捨てられていく命もあります。
一つ一つの命に分け隔ては無いはずなのに。

そんなことを思いつつ秋の夜長夜更かししています。

投稿者:ひめ
at 00 :02| 日記 | コメント(2 )

◆この記事へのコメント:

◆コメント

私もドナー登録に対して、同じような気持ちでいるのですが、
まだ実行できずにいます。
ドナーのリスクってのがまだ怖いのですねぇ。。。
そのうちそのうちって思いながらどんどん月日は経ってしまって、今に至るのです。
いつかは思い切らなきゃと思ってるんだけど。。。

ちゃんと思い切れて登録しているひめちゃんを尊敬です。

投稿者: たかよ : at 2007 /10 /02 19 :18

◆コメント

たかちゃん
私も登録するまでには何年かかかりました。
1度適合して、移植コーディネートとの面談までいきましたが移植までには至りませんでした。
迷いはないですが恐れはあります。
たかちゃんは子供がいます。
リスクのある事は今はまだ避けた方がいいよね。
けれども意識する気持ちはとても大切って思うのね^^

投稿者: ひめ : at 2007 /10 /02 22 :04

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