<< 前のエントリ | メイン | 次のエントリ >>
2008 年02 月08 日

最期の夢

タイトルはさださんの歌のタイトルです。
この「最期の夢」という歌は
こちらでみることができます。

この数年身近な人が旅立ちました。
自分達の住む世界からいなくなりました。
そして昨日今日とまた1人の人を見送りました。

90歳という人生の最期にそのおばあちゃんはどんな夢を見たのかな。
2年ほど病院を出たり入ったりしていたけれども、頭はしっかりとしていました。
規律正しい厳しい人でしたが笑顔の優しい人でした。
私を可愛がってくれているおばのお姑さんです。
仕事をリタイアしたおば夫婦はなるたけ自宅で過ごさせてあげたいと
ずっとおばあちゃんのお世話を夫婦でしていました。
大変な苦労だったと思います。
90年の人生の最期は息子夫婦にゆだねて旅立っていきました。
どんな夢を見たのかな。。。

通夜の席でふと母を思い出しました。
母の最期、意識を失う瞬間母は誰を思ったのだろう。
弟も思い出しました。
処置室から出てきて意識を戻した瞬間に急変しました。
直前までは会話をしていた弟。
彼の脳裏の最期はだれを思ったのだろう。
父は最期の時誰を思ったのだろう。
ふとそんなことに思いをめぐらせていました。

無性にこの歌がききたくなりました。

やがて時が来てもしも
この人生の最期に
たった一つだけ望みの
夢を見させてくれるというなら
あなたの夢が見たいと思う
きっとあなたに会いたいと思う


いろいろあったけど楽しい人生やったなって思いながら逝きたいな
自分にとって大切な人を思いながら逝きたいな

歌詞の引用はちょっぴりなので
気になる人はみてくださいな。

日本架空説というアルバムの中にはいっていますよ。




投稿者:ひめ
at 22 :35| 日記 | コメント(3 )

◆この記事へのコメント:

◆コメント

また辛いことがあったのね。
90歳のおばあちゃまはきっと息子さんご夫婦の事を思ったのではなかしら。

お母様は、きっと娘二人のことを、
弟さんは、きっと、、、お父様はきっと、、、
傍で心配し、お世話をし、見舞ってくれている人を
一番身近な家族のことを思ったのではないかな。
感謝の気持ちと、残される者の幸せを願う気持ちと、、、。

投稿者: Fuse : at 2008 /02 /08 23 :43

◆コメント

わたしも、ふと思います。

そして、
人は誰もが
「いい人生だった」と最後には思えるものではないかと、
安らかな最後の顔を想うと
そう信じたくなります。

投稿者: hisa : at 2008 /02 /09 01 :18

◆コメント

m(_ _)mコメント遅れました

Fuseさん
小さな頃から知っている人の死はいくつになっても寂しく感じますね。
気持ちがちょっとこみ上げてきました。
いろんな思いがよみがえりますね。

hisaちゃん
息を引き取ってからしばらくたつと皆さんとてもおだやかな顔に変わっていくような気がします。
きっと最期の気持ちが表情に出るのかななんて思います。
別れは寂しさと共にいろんな思いがよみがえってきますね。

投稿者: ひめ : at 2008 /02 /11 20 :16

※必須