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2008 年05 月24 日

八重桜と思い出

我が家に大きな八重桜の木があります。
毎年枝が折れそうなくらいのたくさんの花を咲かせてくれます。
ただ目立たない場所に植えてあるので、気がつくといつも葉っぱになっています(笑)

この木はもともとは私の育った家にあった木です。
当時工場だった実家ですが、別の場所に移転をする時に引っこ抜いてきました。
後の持ち主が処分するといっていたので。
ある程度の大きさに育っていたこの桜の木。
素人ではとても動かせるものではなかったのですが、
無理やりトラックに木を結びつけて引っこ抜くという
むちゃくちゃなやりかたで移植しました(笑)

根っこもほとんどちぎれて、とても根付くとは思わなかったけれども
翌年から花をつけて、どんどん大きくなりました。
私が嫁ぎ先に根付くのと同じようにこの木も一緒に大きくなりました。

父が何かの時に買ってきた苗木です。
あともうひとつ。。。
家の前にあるさくらんぼの木
これも父が買ってきたものです(笑)
普通は娘の嫁ぎ先にこうも次々と苗木は持ってこないよねぇ(笑)
どの木も根付きました。

そんな木々を見ると父のことを思い出します。
毎年見事に咲く八重桜を見ては、
「みごとやなぁ もってきてよかったやろ」
と言っていました。

思い出はたくさんあります。
両親の持ち物は多くは処分し、一部はまだ実家に残っています。
いずれは手放さなくてはなりません。
最後はアルバムが手元に残ればいいかな。
そう思っています。

けれども父がうえたこの桜の木は、これからもずっと大きく育って見守ってくれるのかな。

投稿者:ひめ
at 10 :22| 日記 | コメント(2 )

◆この記事へのコメント:

◆コメント

とても素敵な贈り物ね。
そんな一言しか言えませんが^^;

投稿者: Fuse : at 2008 /05 /24 14 :15

◆コメント

_(^^;) あはは Fuseさん(笑)
思い出が近くにあるというのもまた良いものですが、物思いにふけってしまいますよね。

投稿者: ひめ : at 2008 /05 /26 22 :28

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