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2005 年8 月25 日

実験

今日は、8月の権利付最終日。
という訳で、以前からやってみたかった事を実験してみました!
実験の内容とは・・・と、その前に、簡単に信用取引の説明をしたいと思います。

株式投資には、現物取引(現物)と、信用取引(信用)があります。
現物とは、普通に株を売買する事です。
株価が安い時に買って高い時に売れば、差額が儲かります。
(売買差益の事を、 キャピタルゲインとも言います。それに対して、損した場合はキャピタル・ロスと言います)
また、株主優待を受け取る事も出来ます。
現物取引は、株式投資をやってない人でも、何となく分かるんじゃないかな?と思います。

それに対して、信用取引は少し仕組みが複雑だし、中には「信用は怖い、危ない、胡散臭い」」と感じる人も居るかも知れません。
やる前の私は、まさにそう思ってました(^^;

まあ簡単に説明すると、信用取引とは、保証金(担保)を証券会社に預け、お金を借りて株を買ったり、株を借りて空売りする取引の方法の事です。

では、現物と何が違うのか?

信用で作ったポジションを、建玉(たてぎょく)と言うけど、買建の場合、お金を借りている以上金利が掛かるし、売建(空売り)の場合でも、貸株料が掛かります。
つまり、買いでも売り(空売り)でも、「ポジションの維持にコストが掛かる」これが、現物との一つの違いです。

また、「レバレッジを使える」というのも、信用の特徴です。
レバレッジとは、投資金額よりも大きな取引を出来る事です。
具体的には信用の場合、投資金額の約3倍の取引が出来ます。
つまり、100万円あれば、約300万円分の株を取引する事が出来る訳です。
但し、「必ず3倍の取引をしないといけない」という訳では無く、上限が3倍というだけです。

あとは、以前お話した「空売り」が出来るのも、信用取引の特徴です。
(私は、この為に信用をやってます)
ただ、空売り出来るのは貸借銘柄になってる銘柄だけ。
全ての株を空売り出来る訳ではありません。


現物には無いけど、信用には裏技(?)っぽい事もあります。
以前リクエストがあったので、この機会にカキコします。

・手数料が有利な場合、信用買い→品受。(以前やったやつです)
・優待銘柄を現物で買い、同時に空売り。権利を取ったら品渡にて手仕舞い。
 (本にも書いてある有名なやつ。これで、手数料のみで優待が手に入ります)
・手持ちの現物株を、信用買い建玉にしたい場合、寄成で「現物売り」と同時に「信用買い」
 (あまり使い所は無いかな?)

私が知ってるのは、こんなところです(^^;
他に、裏技を知っている人が居たら、私の方が教えて欲しいです(笑)


以上、前置きがとても長くなってしまったけど、今日やった実験の内容とは、上に書いた「手数料のみで優待を頂き!」です。
ターゲットは吉野家。優待の内容は、「10枚の300円サービス券を進呈」です。
いや〜・・・使えそうな優待だったので(^^;

今日は、寄付で吉野家を信用新規買い&売り。
勿論、この注文は「kabuマシーンの日」に、約定しないであろう値段で出しておいた注文です。それを、今朝成り行きに変更しました。
手数料は、買いと売りを足して314円。
信用買いでは優待がもらえないので、昼休みに携帯にて、買建玉を品受。
(これにて、現物株に)
1日分の金利が12円。ここまでのコストは、計326円です。
後は、売建玉に4日分の貸株料が掛かるけど、プラスにはなりそうですね(^^;

正確なコストが分かったら、改めて報告しま〜す!(笑)


ちょこっと追記があります(笑)


追記をみる

投稿者:るな♪at 21 :51 | 取引 | コメント(10 ) | トラックバック(109 )

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