2007 年05 月03 日
もうすぐ、大相撲夏場所がはじまるが・・・・・
模範となるべき朝青龍、白鵬の手荒いけいこや振る舞いに対して批判の声が上がっている。横綱・朝青龍は品格ということに対して今までも何度かいろいろ言われてきた。格闘技をやる者としてはある程度はやむを得ない面もあるかも知れないが、たとえ土俵の上であっても勝負がついた時点ではそれ以上の闘志（敵対心？）をむき出しにしたような動作は必要ないと思う。
ボクシングの試合では戦いが終わった後、両者お互いに抱き合ってその健闘をたたえあう姿がごく普通に見られる。
朝青龍の場合、土俵の外へ出た相手にさらにダメを押すようにその胸を突く！そして、あの“ざまあみろ”と言わんばかりの顔の表情。新聞の記事では伸び盛りの若手力士を稽古場で徹底的に痛めつける“手法”とあったが、いじめ以外のなにものでもない。そして白鵬の場合は気合いを入れると称して、思い切り平手打ちをしたり、その“手法”とやらを真似る。親方から注意を受けても反省する様子はないとのこと。
以前、名古屋で勤務していた時（時代は若貴ブームで大相撲が大変人気のあった頃）ある部屋の稽古場を見たことがある。髪を振り乱して激しくぶつかり会い、泥まみれになって稽古をする。倒れて起き上がれなくなった力士にバケツで水をぶっかける、竹刀で思いっきりたたく。異様な雰囲気の中での稽古風景だった。隣で見ていたおばさんが涙ぐんで言った一言が思い出される。
「あの人にも親がいるだろうに、こんな様子を見たらどう思うやろか？」
これ程きびしい世界ゆえに人間としての最低限の品格は身につけてもらいたい。
ケガをさせるまでやるなんて事は言語道断！
夏場所は5月13日から始まる！
投稿者：Sute
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