2005 年12 月01 日
落ち着いてきた
躁状態が少しずつ治ってきた。明るさ、元気といったものが無くなるのは、寧ろ悪い方向に変化していると言えるかもしれないが。躁に陥っている時は手当たり次第に挑戦しようとする。それだけでは悪くはないと思われるが、後先考えずに行動する為、非常に危険だ。後悔するような行動を選択する事もしばしばある。それが改善されつつある。それも、急にふっと、悟ったみたいに。
手に入らないものを求愛し過ぎていたのだろう。しばらく閉鎖的に過ごしている内に諦めたのか、落ち着いてきた。最初から必要最低限のみを選択するような生き方。多くて疲れる生き方よりも、こちらの方が自分にとって向いている気がした。無気力と言うべきかもしれない。そんな状態。
才能が無くても努力すればある程度の地点まではどんな事でも届く。ただ、絶対に叶わない夢があるのも事実だ。それは夢じゃなく妄想の類に分類されるのだろう。私はそれを胸の奥に厳重に鍵をかけて了う事にした。さよなら、私の夢。誰もが妄想扱いするような事でも私にとっては夢に属する事が多数あるのだ。だからこの中に了われるものは私の夢。決して叶う事の無い、遠い昔の頃から思い描いた、私の根本的な願望。 だから今から私は生きる目的を見失わないように努力しなければいけない。それは大変辛い事のように思われる。
大人という生き物はこうして自分の大切な何かを消失していく合理的な判断をするのだろうか。昔嫌いだった大人像に近付いている。昔の私に謝らないといけない。「あんな大人にはなりたくない」と夢を大きく持っていた自分はもはや鍵のかかった胸の奥でぽつんと座っている。謝罪の仕様が無い。私自身の生存価値を消失してしまっているようだ。とても哀しい決意でした。
投稿者:未定at 01 :02| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )