2006 年01 月31 日
抒情詩 「外見は立派な家の一室」
窓から射し込む陽光が部屋に浮かんだ埃を映す
机上に錆びたオルゴール
−とても素直な音色でした
黒い電話機が部屋の片隅に
−電話線は切れてます
引き出しを覗いてみると
埃をかぶった手紙が二通
−それぞれ一言だけでした
「愛してる」
「助けて」
○○○○○○○○○○○
−この部屋にはドアが無いですから
投稿者:未定at 05 :04| 文学 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )
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