2006 年12 月20 日
登山より得た事
大文字山を登った事により、私が得た物は疲労と少しの鬱憤晴らしだけであった。だが、大切なのはそこではない。何故山を登ったのか、だ。私は家で掃除や洗濯をせず、ただ手軽な食べ物を食べ、パソコンをする或いは寝るだけ、という堕落した生活を何より好む。私は、甘える、休む、という行為を選択しがちな向上心に欠ける存在である。だが、その私が苦労の塊である登山を選択した。これは大きな進歩、革命である。
登山を決意するまでの過程に何があったのかは詳しくは覚えていない。気付いたら始まっていた。結局真相は闇の中である。だが、私は「誰もしない事」や「取り返しの付かない事」が大好きだ。もしかしたらそれが熱意の一番の原因かもしれない。また、登山に行く、と知り合いに吹聴した。そうして逃げ場を無くしたのが原因であるかもしれない。
とにかく、中途半端にテンションを上げる対象が義務(試験や勉強)に存在すれば、私はやる気を出すに違いないのだ。
投稿者:未定at 22 :05| 戯言 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )