2006 年10 月20 日
教育特区のABC
「本来の目的に沿った教育を」
本誌(北陸中日新聞)の小学校の英語教育必修化を取り上げた特集記事は、興味深かった。しかし、金沢市の特区としての取り組みには疑問を感じた。
現行のカリキュラム前倒しでは、中学3年の後半は、受験用の勉強に充てられてしまい、本来の目的とは異なる運用を招いてしまう。それどころか、高校の校区自由化の中で、上位進学校への市民枠確保のため、「特区制度の悪用」しているという見方にもなってしまう。
英語を通して、国際人としてのルールやマナーを身につけ、コミュニケーション能力を高めるといった、本来の目的に立ち返ってもらいたい。
投稿者:モリグチヨシヤスat 13 :55| 教育 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )