2007 年09 月10 日
アイドル映画の極意
21世紀美術館の企画展「映画の極意」今回は80年代のアイドル映画の特集。大林宣彦監督のシネマトークにいってきました。
リアルタイムで80年代を体感した身としては、
大林監督が来年70歳になると聞き、時間の経過を感じ、
大林作品にワクワクした自分自身が、
大林監督が時代を引っ張っていた時の、
年齢に近づいていることに気付かされました。
さて、大林作品といえば「尾道」
素敵な街なのですが、
映画を創ることで壊されそうになっていた風景をまもったという、
「街まもり」の裏話が面白かった。
確かに、見栄えのする模造品的な景観は平板になりがちだし、
皺のように刻まれた、生活感ある街のほうが魅力的です。
今回のシネマトークで聞いた裏話のことも視点に加えて、
もう一度大林作品を、楽しんでみようと思います。
投稿者:モリグチヨシヤスat 22 :08| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )