2010 年10 月11 日
不妊カウンセラー養成講座
みなさん3連休いかがお過ごしですか?私は土日はみっちりと東京に研修に行ってまいりました。
いま目指している不妊カウンセラーの養成講座です。
(日本不妊カウンセリング学会)
会場は新橋駅から徒歩20分ほどのニッショーホールという
場所なのですが、400名!ほどの人が研修のために集まります。
にしてもウーマンパワ~を感じますヨ!!
たぶん、、95%くらいが女性ではないでしょうか。。
そのうちわけは、というと、
る病院のナース(産科、婦人科)が1番多く、
そのほかは受精卵を扱うエンブリオロジスト(胚培養士さん)、
医療職、鍼灸師、漢方薬局の薬剤師などだそうです。
(薬剤師は少数派ですね)
毎回、他の会では聞くことのできない、
生殖医療の今の現状、現場医師の発表、現役カウンセラーの話し
などを聞くことができ、とても勉強になります。
専門の書籍がズラ~っと並び、
毎回必ず数冊買って帰ります。

今回、強く印象に残った話しをしますね。
赤城恵子心理カウンセラーの発表から、、、

体外受精を何度も試みた女性が、なかなか授からず、
自分の実の妹にお願いをして、卵子を提供してもらい、
ようやくの思いで体外受精にて妊娠、そして出産までこぎつけたものの、
産まれてきた赤ちゃんの顔が、まるで自分の妹ととそっくりだった。
それからというもの、幸せな気分が一転し、
自分はこの子の叔母なのか、母なのか、と悩み苦しむ毎日を
送っており、子どもを心から愛することが出来ない。
やはり自分の子どもが欲しいと願ってしまう。
という実際の存在する患者さんの話しがあった。
そんなバカな、、
そんな勝手な、、、
と思われるような話しかもしれないですね。
ここで、1番可哀想なのは誰か・・・?
何も知らずに産まれて来た赤ちゃんではないでしょうか。
同じような立場で、
ふと、幸せそうな顔で、マスコミに
提供卵子による妊娠を発表した女性政治家を思い出しました。
母になりたかった、
その気持ちは理解できるけども、
いつか自分の産んだ子どもが成長して、
自分の母が生物学上の母でないこと知り、
「体の半分の遺伝子が、、
どこからきているのか、本当の母は誰なのか、と、、、
心もとない気持ちになるかもしれない」
ということを、少しでも想定したのでしょうか?
もし、子どものためを思うなら、
その事実を隠し通すべきだったのでは?
と思いました。
またまた深い、シリアスな気分になってきたので、
今日はこの辺で。
問題提起をする気はぜんぜん無いのですが、
(ちょっと納得できん。。)って
思ったことでした。
投稿者:和み
at 17 :52| 旅行