2011 年09 月13 日
生殖医療の研修会で
先週の土日はみっちり研修でした。今日は少しまじめ〜なブログです。
土曜日の夜から新大阪入り。
深夜まで仲間たちとの意見交換。
そして翌日曜日は最新のART(主に体外受精)についての
知識を学んできました。
参加者は150人を超える人数!
私が1番気になったのは、神戸の英ウィメンズクリニックから、
胚培養士のリーダーを勤める橋本先生のお話でした。
講義内容の一部より、
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顕微授精を繰り返しても妊娠にいたらない難治性の不妊の女性に
対し、顕微鏡の倍率をもっと上げ(630倍とか!)、
精子の頭部に空砲のないもの(精子の質の良いもの)を
選択し受精させると、受精率、妊娠率が上がる、
という「IMSI」(イムジー)という技術です。イムジーを行った場合、良好な胚盤胞へ成長する胚の確立が高くなる。
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(私の考察)
精子の頭部に「空砲」がある!その空砲が大きいものは
質が悪いということなのか?!
もし、顕微鏡の倍率を挙げることで,妊娠率が上がるのだと
したら、ぜひ全国の婦人科でやってほしい気がしましたが、
どんなものなのでしょうか。
高額で、使いこなすのに難しい顕微鏡だという声も
あるようです。
IMSIのスライドより↓
他にも収穫がたくさんありました。
この情報をうちのお客様にフィードバックできるよう、
私も頭のなかで整理しておきますね。
投稿者:和み
at 21 :36| 日記