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2005 年07 月18 日

マイ・フェイヴァリット バイク。

姉貴達は午後から温泉に行き、移動の疲れで… もう夢の中。
一番最後まで頑張っていた “寝ない子” 姪っ子も
歯磨き最中の私にじゃれ付いてきて…
慈愛に満ちた表情と、それとは一致しない口調での

  「もう、寝なさい?」

コレ一発で、大泣きしながら眠りについた。

温泉の留守番をしている間中、真ん丸ぃ猫と爆寝してた私は
眠るまでには、もうちょい時間がかかりそう。
ちょっと昔の、マンガの本を読んでいた。

  マイ・フェイヴァリット バイク1  山口かつみ著

バイク乗りではない私が、何気なく買った1冊だった。
乗れないからこそ、憧れて買った1冊だった。

バイクに乗れない私でも、多少はバイクの思い出が有ったりする。

高校を卒業して間もない頃、あちこちに回る卒業アルバム。
全然知らないヤツから、かかってくる電話。

  「ちょっと会えないかな?」

当時付き合ってたカレとも、なんだかうまく行ってなくて。
明るい口調で誘ってくる子と、ちょいとヒマ潰しの御対面。
ゴハンを食べて、プラプラとあちこちを走りながらお喋りして。
カレとの愚痴なんかを、ちゃんと聞いてくれた子だったケド…
カレを否定されればされる程に、ムキになるのは若さゆえか?(笑)

  「オレ、バイク持ってんだけど。
   走れば車と違うスッキリ感が有るよ?」

そんな風に、誘われたっけ。
けれど私は、スカートを履いてたっけ。

  『これじゃぁ、バイクには乗れないよ。
   今はまだ、貴方とも付き合えないよ。
   またいつか… 誘ってくれたら、バイクに乗れる格好をしてくるよ。』

そんな風に、断ったっけ。
でもそれっきり、その子からの連絡は無かったっけ。

姉貴はバイク乗りだった。
姉貴のバイク仲間のBMWの後ろに乗っけてもらってツーリング♪
そんなプランを立ててもらって、いざ東京へ。

  何や、この悪天候は?

ツーリング・プランは叶わず、クルマで箱根を回ったっけ。

今のカレも、バイク乗り。
カッコ付けて、ハーレーなんぞに乗ってたっけ。

  『一度、後ろに乗せてょ?』
  「うん、いいよ〜♪」

二つ返事だったワリには、なかなか実現できず…
いつの間にか、カレはバイクを手放してたっけ。

いろんな思い出が有るけれど…
ぉぃおい、乗った思い出が、1つも無いじゃないかぁ★

ん〜… 乗った思い出っスか?
田んぼ道を、ウチのカブで疾走したぐらいでしょうかネ?
だって、自分では原付しか運転出来ないワケでして。

乗れないからこその、憧れ。
私は今も、バイクにはそんな思いを抱いています。

投稿者:りっかat 01 :39| つぶやき | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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