迎えることと、受け入れること。
過去に犬1匹、猫を1匹飼ってたケド…幸か不幸か。
どちらとも、突然の別れでした。
つまり、死を受け入れるだけで良かった。
ちなみに、同居の家族の死を看取る…
という経験も、皆無の私でゴザイマス。
いつかは迎えなければならない、猫の死。
覚悟はしていたはずなのに。
あまりに急激な容態の変化に…
ココロが付いて行けなかったょ。
朝は元気(そうに見えた)だった猫が、会社から帰ってみたらグッタリ。
もう避けようのない死が、まとわりついてました。
(雰囲気で… 解るものデス)
苦しそうな猫を、ずっとなでてやりながら考える。
『もう助からないのなら…
安楽死させたほうが幸せなのか?』
迎える事がツラくて、受け入れる事に逃げようとする私。
けれど、少しカラダが楽になったと思われる合間に
猫、ゴハン食べてるょ!
生きたいと願うキモチ、とても強いデス。
ヒトの勝手な都合なんかで、死なせてはいけない。
そうは思っても、どんどん状態は悪化。
見ているのが、ツラ過ぎる。
頑張っている猫は、もっとツラいのだけど。
見ていられなかった。
怖かった。
軽く抱いてから、猫を残して家を出た。
「もって半年」と宣告されてから…
1年半を超える、猫の闘病生活。
よく頑張ってくれました。
お疲れ様。
ありがとう。
そして… 逃げて、ゴメン。
起動しないPCから、若い頃の猫の画像をサルベージ。
今より、かなりふっくらしてて…
模様もハッキリしてますなぁ♪(5年前)
ペットブームと共に
安易にペットを安楽死させる飼い主が…
増えているようデス。
「みなさん、そうなさいますよ?」
獣医も言ってました。
「病気になったら、注射でピュ!だろ?」
知人も言ってました。
安楽死の是非は、難しいデス。
そのほうが良い場合も、多々あるでしょう。
でも安易過ぎやしないかぃ?!
頑張ったウチの猫を見ていると、そう思いマス。
可愛がる為だけに、飼うのではなく。
命の尊さを教えてもらう。
そんな気持ちで、最後まで可愛がってあげて下さい。
(トラウマにならない程度にネ?)
投稿者:りっかat 11 :55| ペット | コメント(6 ) | トラックバック(0 )
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◆コメント
りっかさま
少なくとも、今の私はりっかさんの気持ちがとてもよくわかるような
気がします。
今日、ブログみるまでりっかさんちのにゃんが亡くなったことは知り
ませんでした。ちょっと、遅れたコメントで申\し訳ありません。
安楽死という事について、私は以前は反対派でした。
命という観点から、人の手で左右できるものではないし、生きている
ということにおいてすべては尊いのだという思いがあったので…。
しかし、私は、つい2年ほど前に交通事故にあった子猫を安楽死とい
う選択により命をうばってしまったことがありました。
事故で下半身を車にひかれたミー(という名前でした)は肺もつぶれ
てしまい、息ができず苦しんでいました。
かかりつけの獣医さんは時間の問題だとおっしゃりました。
やはり、どうしても助からないとの答えでした。ミーの苦しむ姿をみ
ていると早くこの苦しみをとりのぞいてやりたいという気持ちでいっ
ぱいになり、安楽死という選択をしてしまいました。
とても静かな死でした。
安楽死がよかったのかどうか分かりませんが、その眠るような顔をみ
ていると、苦しみがなくなってよかったねとしか感じませんでした。
それはそれでよかったのではないかと今でも思っています。
長々と失礼しました。
りっかさん、今はとてもつらいですよね。
読んでいて、私もとてもつらくなってしまいました。
にゃんは、りっかさんのそばでニャン生を全うできたと思います。
愛情をいっぱいもらって。
作者不詳の詩ですが…↓
私は聖ペテロに、ここ天国の門のところでお待ちしますと伝えた。
人の迷惑にもならず、辛抱強くここでお待ちします。
どんなに長く待たされようと、ここでお待ちします。
あなたを置いて自分だけ天国に行くなどどうしてできるでしょうか。
そんなことをしたら、もう天国とは言えないでしょう。
きっと、にゃんはりっかさんを思ってまっていてくれると思います。
投稿者: てんてん : at 2005 /06 /03 21 :10
◆コメント
てんてん様、コメント感謝デス。
安楽死については…
本当に難しい。
ペットにとっても飼い主にとっても…
それが最善なケースも有りますから。
(ミーちゃんの場合も、間違ってないと思いマス)
安楽死と言うより尊厳死と言えば、
もう少しペットの命は尊重されるのかな?
(思ってたより大きくなったから、なんて輩は許せん!)
猫の遺骨を拾って、ようやく死を受け入れる事が出来ました。
近々、毒系も復活しま〜す。
あたたかいお気持ち、ありがとうございました。
投稿者: りっか : at 2005 /06 /03 21 :55
◆コメント
どもっ、です。
ただただ、出来ることは、ことあるごとに、猫のことを、思い出してあげること。
それくらいしかできないけど、それが供養になると思います。
投稿者: kazuho : at 2005 /06 /04 06 :44
◆コメント
kazuhoさん、ありがとう。
今日も仕事なのに…
時を忘れて、爆寝してました。
kazuhoさんの優しいささやきで、起こしてもらったょ♪(はぁと)
猫の居ない生活…
淋しいっス。
おやつ食べてても、奪いに来るヤツが居なぃ。
しばらくは、忘れられそうにありませぬ。
投稿者: りっか : at 2005 /06 /04 09 :41
◆コメント
うちの犬は癌の手術やらなんやら、
普通ならとっくにいなくなってたところを18年まで生きてた。
ほんで、痙攣が断続的で泡を吹いているような死に目に
突然身を起こして、居合わせた家族全員に
めっちゃ澄んだ、おだやかで優しい目線を送ってきた。
本人が死を覚悟して完全に受け入れた瞬間やったんでしょうか、
その数分後に逝っちゃったんですが。
犬や猫達は自分の死期をしっかり見極めてるよ。
死に際でボケてるようでも、実はしっかり状況を理解しとる。
ほんで、ケジメを自分でつけます。
それを、他人に突然注射で断ち切られるのは
納得できんのじゃないかな、と思う。
投稿者: よご : at 2005 /06 /04 11 :49
◆コメント
よごさん、ありがとう。
正直言って、最後の最後に…
ちょっぴり安楽死を考えました。
(是非がホントに難しい★)
悼むココロは、痛むココロ。
どっちを選んでても、悔いは残ったでしょうね。
すっごく優しくて嬉しいコメント…
もったいないょ〜
でも、ご希望どおり。
通知メールで反芻させていただきマス。 m(_ _)m
投稿者: りっか : at 2005 /06 /04 12 :23