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2005 年06 月29 日

訴訟したい国。

  「アメリカにならえ!」

なんて皆さん思っているワケではないのでしょうが。
ここ数年… 訴訟騒ぎ?が増えましたネ。

28日の新聞記事。

  「夫のガンの発見が遅れたのは、最初に診た医者が悪い。
   レントゲンまで撮ってたクセに!
   適切な検査や措置を怠ったでしょ?」

ってんで、妻が開業医を相手に4900万円の損害賠償の提訴。

  「ちゃんとすべきアドバイスはしていた。
   精密な検査を受け入れなかったのは、ご主人の判断。
   なんとも不可解な訴えだ」

と開業医も、真っ向からの反論。
モメそうですネ〜。
ってか、原告に勝算は有るのか?と思うのだが。

少し前の新聞には、

  41年前の産院での赤ちゃんの取り違えを、
  子供(既にオヤジだが)と実の両親が
  産院を相手に、賠償請求。

これは、棄却されてましたネ。
41年間育ててくれた両親が居るんでしょ?
賠償金は… 何の為に欲しいの?

取れそうなら、少しでも良いから取ってやる!
こんな考え方が広がってきているのは、
やっぱ不景気だからなのでしょうか?

『医療はサービス業』
ってなノリで、ここ数年の病院はかなり変りました。
(医薬分業もその一つ)

医師や看護士の態度… かなり変りましたょネ?
威圧感が無くなったというか。
親しみやすいセンセーが増えてきました。

その反面、こういった訴訟も増えましたょネ?
崩せなかった牙城が、ついに崩れたかのごとく。

これは傾向としては、良い事なのか悪い事なのか…
何もかもを、お金で解決してきた “これまで” が、
一番悪いんだろうけどネ★

ちなみにタイトルは

  訴訟大国(=アメリカ)

を、もじってマス…

投稿者:りっかat 01 :01| | コメント(3 ) | トラックバック(0 )

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◆この記事へのコメント:

◆コメント

コンニチハ(^^)/

>『医療はサービス業』
最近の私立系総合病院では、経営者が医師・看護師等スタッフに対し
「『いらっしゃいませ』『ありがとうございます』の精神」を教えているのだそうです。
病院の窓口で「いらっしゃいませ」「ご来院ありがとうございます」・・・?
その意識を持つ事で対処・対応が良くなるのは賛成だけど、
「望んで病気になって通院してるんじゃないやい!」
と反感を持つ人はいないんですかねぇ?
医療界にもISOのような標準規格は有り得るんだろうか・・・?

『増益』と『医療サービス』の関係。
『医療機関への賠償請求』。
・・・病院は販売・サービス会社じゃないんだし、
お医者サマ全員が「医師としての基本」を兼ね備えているとはいえ
全員がブラック・ジャック的神業を持ち合わせているはずもなく・・・。

医療と経済という命題について理路整然と述べるだけの知識は無いですが
医療控訴の記事を見て「難しいなぁ」と直感的に思うことがこの頃多いかも・・・ですね。

投稿者: ちょき : URL at 2005 /06 /29 12 :35

◆コメント

ちょきさん、コンチハ♪ (^.^)

私も知識は全く★なんスけど。(滝汗)
医療控訴が増えてきたのは、医療ミスが増えたから?
「金が取れる!」との、前例から?!
どっちなんでしょうネ…

『いらっしぃませ』の経験はアリマセンが。
朝イチの診察を狙って行った病院の入り口で
ずらっと並んだ看護士や受付嬢が、お出迎え。
「おはようございます!」(腰90度の礼)

爽やかに挨拶されてもなぁ…って思いましたょ。 (^_^;)

投稿者: りっか : at 2005 /06 /29 13 :25

◆コメント

 白内障の日帰り手術後、翌日から眼圧が基準値の二倍以上になり、降圧の点滴を打つと、基準値近くまで降ったので、帰宅した。翌々日に診察に行くと、眼圧が基準値の二倍以上に成っており、前日同様、点滴を打った後、先生の言うには、貴方の水晶体は硬いため、乳化するとき水晶体嚢が破れ水晶体の塊が残存した。硝子体手術を白内障手術日より7日目に他病院でおこなった。

投稿者: 旭 一郎 : at 2007 /07 /15 11 :47

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