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2005 年04 月27 日

ペルー 〜スモッグの向こうには紺碧の空編@〜

11年前、俺たちは無一文で地球の裏側にたたずんでいた。

前シリーズ参照

人気も無い、真昼間のペルーの首都リマのダウンタウン。
スモッグでよどんだ空気が喉に引っかかるようだ。

見事な詐欺にしてやられ、バス代の100円相当とパスポート、帰りの飛行機チケット以外、財布もトラベルチェックもカードもカメラもウォークマンも全て奪われた
俺たち二人は、見るからに治安が悪そうな裏町に放り出されていた。








  





 












俺 「・・・」

ケン「・・・」























俺 「なんか、あそこに中華料理屋見えんか?」
ケン「あるなぁ」
俺 「行ってみるか」
ケン「ほやな」

方針状態の俺たちは、なんとなく同じアジア人というだけで中華料理店なら
どうにかなるんやないかと、ふらふらと入っていった。
今の対日感情を考えれば、ありえない発想だが・・・当時はそうでもなかった。
ちゅうかっちゅうか・・・


(カランコロン)


店員のおばちゃん「・・・」(一瞥)

俺 「すみません、かくかくしかじかで・・・助けて」

店員のおばちゃん「ここは警察ちがうあるね。警察そのへんうろうろしてるよ」

俺 「その警察かもしれない奴等にやられたもんで・・・」

おばちゃん「知らん。食わんなら いねっ!!」



(カランコロン)








  











  



再び町に放り出された。


 ※ここは佛檀の山本従業員のblogです。

投稿者:与五朗(よご)at 11 :03| 海外流浪 旅日記 | コメント(3 ) | トラックバック(0 )

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◆この記事へのコメント:

◆コメント

与五朗さん、はじめまして^^ 「考え中」と申します。
しょーもない私のブログにあしあとを残していただいてありがとうございます^^

与五朗さんは、仏壇の職人さん(という呼び方でよろしいのかどうか・・)なんですねー!
仏壇というと・・・昔、実家で、ある日、新しい金ピカの仏壇が突然届いた日のことを思い出します。
祖父母が両親に内緒で購入してたんですねー(^-^;
その後、祖父母と両親の間でちょっとしたやり取りがあったかどうか、こどもだった私は知る由もありませんが、
祖父母が、ニュー仏壇をすごく嬉しそうに迎え入れていたことはよく覚えています・・・。

与五朗さんの日記は、話題豊富でとってもおもしろいです^^
私も、主婦なりの話題を綴っていきたいな〜と思いました^^

投稿者: 考え中 : at 2005 /04 /28 09 :29

◆コメント

考え中さん、はじめまして。

仏壇という品物は世代感で価値観が大きく異なるので
よく親子の揉め事がありますよ。

かといって、そのお年寄り達が30年前の壮年時に
仏壇を大切にしていたかといったら全然違って
今の私達の世代と同じ感覚だったりします。

年を重ね、死について真剣に向きあうお年になって
はじめて仏壇、というより信仰が求められてくるようです。

でも、一方で私が常々感じるのは
ひとたび仏壇を整えて
仏様を前に日々お勤めをしている(重要)お宅は、
空気が玄関からすでに清潔感があってさわやかで、
大変雰囲気が明るいということですね。

おそらく考え中さんにも
おじいちゃんおばぁちゃんの毎朝毎晩の
線香の香とお経の声とリンの音が
原風景として残っていると思います。

多分、精神的な支柱として存在する信仰、
お勤めという日々の規則的で瞑想的な時間が
家族全員にまでなんらかの良い影響を
及ぼすのだと思いますがどうでしょう。

このペルーでの相棒のケンはカソ\リックですが
彼の家族も大変仲が良く、
まあ、宗教を問わず言えることだと思います。

ただ私個人としては、カルト的な宗教や
他の宗教を否定するような教義の宗派には
激しく抵抗を感じます。

なんか長くてすみません。
先だって書いた「職人をその気にさせる方法」のときに
書きたいと思いながら書かなかった内容だったので
熱くなっちゃいました。

投稿者: よご : at 2005 /04 /28 10 :36

◆コメント

↑ 間違い探しシリ−ズ

前回からのつながりで考えると明らかにおかしい。
書いてる人間の適当さがバレバレやん。

投稿者: よご : at 2005 /04 /28 13 :40

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