2005 年04 月29 日
ペルー 〜スモッグの向こうには紺碧の空編 C〜
(GWに一人店番なのでペルー旅完結偏を一気に書こー)時間はまだ昼下がりの2時過ぎ、俺達の状況せせら笑うかのような
突き抜けた晴天だった。
午後になり少し、スモッグも落ち着いてきたようだった。
白バイヤロー ジョン&パンチに礼を言い
ホテルへ駆け込んだ。
ホテルといってもホスペダヘという
個人経営10室くらいの民宿だ。
しかし、コロニアル風建築の高い天井と
それに比した長い窓とカーテンがお気に入りだった。
しかも一日宿泊費が800円位だ。
鍵をもらい、部屋に駆け込むと俺は真っ先に
ベッドマットの下をまさぐった。
手に予測したとおりの感触がある。
汚い紙袋に包まれた最後のトラベラーズチェック
それが100ドル分隠してあった。
いつも、海外でホテルから出歩くときは
埃だらけで長く掃除されていない場所を探した。
ベッドの下とかサイドテーブルの裏とか。
そこに、いざというときの金を分散して隠していた。
南米の安ホテルではホテル従業員や
ホテル自体が信用できなかったからだ。
かといって、全財産を持ち歩けば
今日のような自体のときに無一文になる。
この日は旅も終盤だったのと土産を買うつもりだったので
もう100$しか残していかなかったんだ。
何はともあれ二人で残り5日を残しての、100ドルはでかい。
空港税や残りの宿代、空港までの交通費は確保できた。
ただ、もはや遊べはしないし、まともに飲み食いできない・・・
赤道に近いペルーで、以外に金を使うのが水だった。
熱いので、一日2リットルは飲んでいたと思う。
あとどうすべか・・・大使館に駆け込むか・・・みっともねぇなぁ・・・
警察で盗難届け出さねぇと保険ほりねぇな・・・警察やだなぁ・・・
込み入った話できるほど語学力ねぇしなぁ・・・
そこで、俺達はまず気のいいホテルの親父に相談することにした。
巨漢で白人の彼はドイツ系の移民だと思う。
これまでの南米の旅で、最も感じの良い宿主だった。
投稿者:与五朗(よご)at 11 :40| 海外流浪 旅日記 | コメント(2 ) | トラックバック(0 )
◆この記事へのトラックバックURL:
http://blog.nsk.ne.jp/util/tb.php?us_no=1103&bl_id=1103&et_id=5415◆この記事へのコメント:
◆コメント
こんにちは。
GW中に一気に読めるんですね!\(^^)/
GWの楽しみが増えました♪ (特別な予定がないので・・・^^;)
楽しみにしてまーす。(わくわく)
投稿者: yaya : URL at 2005 /04 /29 12 :50
◆コメント
わぁ、楽しみにしていただけて嬉しいです。
GWにblogいじってんの一人だけかと覚悟してたので^^
投稿者: よご : at 2005 /04 /29 13 :19