またまたの読書感想文
今度は、「おもしろ 日本語ものしり事典」(佐伯誠一著 にちぶん文庫刊)である。
これも父の持っていたもので、昨年7月末から先日までの約1年弱の付き合いだった。
毎朝の左手での書き写しの材料だった。
ボケ防止と右脳訓練としての「書き写し」が目的だから、内容はあまり覚えていない。
でも、だからこそかもしれないが、「思わぬ発見」があると嬉しいものである。
勿論全てを紹介できるわけではないが、一つ二つ揚げてみる。
最近は歳とともにめっぽう弱くなったが、好きなことは変わらないお酒。
酒飲みのことを「飲み手」と言うことの由来は、ご存じの通り「金鉱掘り」の仲間から出た言葉で、ぎっちょの人は分からないけれど、大概の人は「鑿(のみ)」を左手で持つから来た、と言うこと。
では「上戸」と「下戸」はどうだろうか。
かつての租税制度でお酒が飲めたり飲めなかったりが起り。
「ヘベレケ」はカタカナで書くのが正解。
ギリシャの美人(多分そうだったのだろう)女神がお酌すると、ついつい酔いつぶれるまで飲んでしまう。
「へーぺーのお酌」=ヘーベーエリケーテから。
どうもお粗末様でした。
投稿者:つねちゃん
at 06 :29
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