読み齧り
養生訓からの読み齧りである。
「酒は微酔、花は半開き」である。
何でも「とことんやってやろう」というのが、在職中の一つの私なりの方針だった。
だから、「酒を飲むのなら徹底的に酔いつぶれるほど飲め」だったし、「花は桜木人は武士」ということで時効だろうけれど、今でも時々やる動作だから「時効」というのは当てはまらないかもしれないが、桜の花見の時には手の届く所の枝をゆすって、無理やり花びらを盃に落とし込み、「春爛漫」を楽しむことがあり、「やはり桜はパッと咲いて、パッと散るのが信条」とばかりの行動をする。
でも、後者は前述のごとく「今でも時々やる」が、前者はできるだけそうありたい、と思うようになっている。
勿論、残念ながら、興が乗ってくると「酒無くてなんでこの世の花見かな」などと訳の分からないことをほざきながら、暫くしたらだらしなく酔いつぶれているのが現実である。
今年もまた研修所時代の同期生との飲み会が来月に予定されている。
肝に銘じる、つもりだけだが、この言葉を思い出すように努力してみよう。
投稿者:つねちゃん
at 06 :11
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