2006 年11 月22 日
<絶壁犬>無事救出
徳島市加茂名町の眉山(びざん)ふもとの急斜面で、崩落防止用擁壁のコンクリート枠に犬が迷い込み、動けなくなった。住民によると既に5日が経過し、「自力での脱出は不可能」と判断した徳島市消防局は22日午前9時からレスキュー隊員約20人を出動させ、正午前に救出した。擁壁は高さ約100メートル。約3メートル四方の格子状のコンクリート製枠が積み上げられた形状。擁壁上部の茂みから下りてきたとみられ、高さ約50メートル付近にいた。17日昼ごろ、住民が鳴き声に気付き、徳島保健所に通報した。体長約70センチの雑種犬とみられ、生後数カ月程度。首輪は付けていない。
保健所から通報を受けた同消防局は、脱出できるとみて見守っていたが、21日朝から救出活動を始めた。レスキュー隊員が近付いて網で捕獲しようとしたが、犬は隣の枠に飛び移るなどして逃げ、失敗した。
22日朝から、犬のいる枠の下に転落防止ネットを取り付けた後、保護した。同保健所は「多くの人に支えられ助けられた尊い生命。里親として育てたいという申し出も既に数件あり、健康状態が回復したら引き渡したい」と話している。【加藤明子、向畑泰司】
(毎日新聞) - 11月22日12時20分更新
ほっとしました・・・大和まま。。。
投稿者:大和まま。。
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