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2006 年01 月14 日

スポーツフォーラムにて

今日のスポーツフォーラム、貴重な話を聞けた。
中でも、世界選手権で活躍した為末選手の話が、印象深かった。
中学時代から社会人に至るまでタイトルを獲得し続けた、日本で唯一の『早期持続型』というきわめて特殊な選手だ。
身長が170cmということで、400mHの選手としては体格的には決して恵まれていないのだが、
ではそれで勝負するためには、どうしなければならないのか、ということを常に考えている。
その中で、物理学、武士道、などといった、陸上競技とはかけ離れているような分野の研究から入っていったということだが、
弱点を克服するだけでなく、それを武器に変えてしまうくらいだから、
世界に通用するトップアスリートの研究心、探究心はすごいものがあるんだなって思った。
負けたとき、なぜ負けたのか、またなぜ相手が勝ったのか、いろいろ考える。そして、自分か勝つためには、どうすべきか。で、実践する。
コーチをつけていない彼は、自分自身で考えて、いろんなことを想定して練習計画を立てている。セルフコーチングということだろうか。
高校生、大学生と、話を聞いてもらったが、何かしらいいヒントを得てくれたらいいな。

投稿者:管理人at 21 :26| スポーツ | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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