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2008 年06 月24 日

2級FP技能士受験体験談

さて、FP1級過去問解説も一区切りついて、次の学習方針を立てる時期となりました。
とはいえ、閑話休題ということで、3級体験談にひきつづき、2級FP体験談を書くことにします。

3級の試験は平成20年1月27日で、合格発表は3月6日にありましたが、この間はあまり勉強した記憶がありません。FP2級の参考書は2月に買ったけど、どのようなペースで学習を進めたか・・・、今となっては不明です。

とりあえず、FP2級用に購入した本を紹介します。
参考書は、
■秀和システム社の「FP技能士2級AFP試験対策標準テキスト(2008年版)」
です。本屋で2級本を見比べて、図表と文章の量のバランス、説明の分かり易さ、文字のサイズ(重要事項は大きく、備考的記述は小さく)の観点から選びました。
ところが、実はこの本は非常にくせ者です。買った本には正誤表が添付してあり、出版社のHPではこれ以外の正誤が10箇所以上がありました。さらに、本を読み進めると、自分でも分かる印刷ミス、誤字脱字、挙げ句の果てには「内容」の間違いまで発見しました。その数、20以上。全部ふせん付けてあります。まぁ、このおかげで内容を吟味しつつ精読できました。

3級では参考書だけで、問題集は買わなかったのですが、2級ともなるとあやふやな理解では合格点は難しいです。そこで、問題集を購入しました。
■すばる舎の「FP技能検定2級精選過去問題集学科編(2008年版)」
です。インターネットのFP用BBSサイトでも評判が高く、問題数も300題と申し分ありません。左ページに問題が、右ページに解説があり、とても見やすくなっています。

さて、参考書と問題集の進め方ですが、まず、参考書を最後まで読みました。仕事終わってからの学習なので、枕元で読むことが多かったです。約1ヶ月かけてじっくり理解をすることに留意しながら読みました。

次ですが、FP試験は6つの科目で構成されます。そこで、参考書の「ライフプランニング」を読んで、問題集の「ライフ〜」を解く。次は参考書の「金融資産運用」を読んで、問題集の「金融〜」を解く、といったように、科目毎に参考書、問題集を交互に行いました。この学習にも約1ヶ月かけました。これで、参考書2周、問題集1周したことになります。

次は、参考書を軽く記憶を呼び起こす程度に読み、問題集を解きました。これも、各科目毎に、参考書と問題集を順に行います。今度は、問題集で解けなかった問題にチェックを入れます。2度目の問題集なので、正答率は7〜8割くらいでした。短期集中して2週間程度で問題集1周できました。これで、参考書3周、問題集2周したことになります。

とは言え、もう5月25日の試験日です。朝少し早起きして、最後の勝負、問題集で解けなかった数十問を数時間で確認しました。会場への車の中や、会場ロビーで最後の悪あがきです。でも、いままで頑張ってこれたことにも満足して試験に臨めました。

試験自体は、過去問の難しさがウソのように、例年になく簡単な問題だったと思いました。クセのある問題は少なく、基礎を問うたり、参考書や問題集で見たことある問題ばかりでした。
午後の実技は筆記ですが、割とスタンダードな問題が多かった気がします。実技については、問題集は一切やらず、過去問も出題形式に慣れるため1回分だけ解いただけでした。実技に関して言えば、3級は学科と同じ、2級は学科の延長だと思います。

さて、帰宅して17時に発表される模範解答で答え合わせをすると、・・・
 学科 60点中50点以上
 実技 7.5割〜8割(配点不明のため)くらいの出来でした。
もうその日からFP1級受験モードに入る自分でした。

投稿者:ふみ
at 22 :35| FP1級チャレンジ | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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