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2008 年07 月25 日

金融政策

1級FP試験学科基礎編予想問題
【C 金融資産運用】
1 マーケット環境の理解−金融政策

<問題>
問11 日本銀行の金融政策決定会合では、金融経済情勢の検討と金融市場調節方針を決定しており、その判断のもとになった金融経済情勢に関する基本的見解を「金融経済週報」として毎週公表している。

問12 日本銀行では、公開市場操作を主たる手段として短期金融市場の資金量を調整することによって、金融市場調節方針によって示された短期金利(具体的には無担保コールレート)の誘導目標を実現している。

問13 日本銀行の金融政策決定会合における金融市場調節方針やその時々の金融経済情勢についての判断などの決定内容については、速やかに公表されるとともに、約1カ月後には議事要旨が、10年経過後には議事録が公表され、決定に至る議論の経緯を明らかにしている。

問14 日本銀行では、基準割引率および基準貸付利率の操作(かつての公定歩合操作)により政策金利を誘導しており、公開市場操作、預金準備率操作と並ぶ主要な金融政策の手段である。

問15 日本銀行が行う為替介入では、急激な円安に対応するために、為替市場で円を売ってドルを買う「ドル買い・円売り介入」を行い、急激な円高に対応するために、為替市場でドルを売って円を買う「ドル売り・円買い介入」を行う。


<解答>
問11【×
問12【
問13【
問14【×
問15【×

<解説>
問11 「金融経済月報」を毎月公表しています。

問12 このようにして形成された短期金融市場の金利が他の金融市場の金利や金融機関が企業や個人に貸出す場合の金利などに波及し、その結果、経済活動全体に金融政策の影響が及んでいきます。

問13 そのとおり。

問14 現在では、公開市場操作のみが主要な金融政策の手段となっています。

問15 説明が逆です。なお、日本国の為替介入は財務大臣が所管しており、実施の決断のほか、タイミングや金額等の決定は財務大臣が行います。日本銀行は、財務大臣の代理人として、介入の実務を担っています。

投稿者:ふみ
at 22 :35| FP1級学科予想問題(金融資産) | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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