2009 年4 月29 日
柏餅の葉って食べるのが普通?
青柏祭(せいはくさい)は、石川県七尾市で開催される祭である。(Wikipediaより)・・・あまりにも簡単すぎるので少し補足します。
青柏祭は七尾市最大の祭りで、高さ約12m、車輪の直径約2m、
重さ約20トンの日本最大級の山車(だし)三台が主役です。
この山車は通称「でか山」(大きい=でかい)と呼ばれ
市民から親しまれています。
七尾市の街中を三日間、この「でか山」が闊歩するわけです。
さてさて街中ですから、直線だけでなく角を曲がる必要が出てきます。
ではこの大きさの山車を狭い街角でどう曲げるのか?
その答えはこのでか山最大の見所でもある「辻廻し」にあります。
「辻廻し」を簡単に説明すると、長さ8mの大梃子を
「でか山」に差し込んで、てこの原理で「でか山」の
前車輪を浮かし、直径約1mの方向転換用の車輪を引き出して
固定させます。それから曲がりたい方向へ綱を曳けば、
この巨大な山が見事にターンします。この一連の作業が「辻廻し」
作業時間は約30分から一時間くらいでしょうか。
さて見所の「辻廻し」のさらに見所をニ、三紹介。
1、大梃子に乗る若衆たち
実に「いなせ」です。
2、方向転換用の車輪
前車輪と後車輪の間の下部分を覗き込んでください。
「職人の技」が見られます。
3、「でか山」のターンのスピード
初めて見る人は必ず「うお!?」と感嘆の声を上げます。
最後に個人的なお薦めの観戦時間とポイントを紹介。
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