2007 年02 月10 日
土御門家(安倍家)墓所
私の住んでいる所は、陰陽道で有名な安倍晴明の子孫が3代、百年にわたり、京都の戦乱を逃れ居住していた土地であり、屋敷跡等、様々な資料や史跡が残されている。これらは、隣の集落にあるので、山を越えてその周辺を歩くコースを、今日の散歩に選んでみた。
現在は川沿いに山を削り国道が出来ているが、昔はこの道をみんな使っていた。
実家のすぐ後ろ付近に登り口がある。
私の住んでいる集落側からは、比較的緩い登り坂になっている。
峠付近に上水道の貯水場があるので、その建設の時に重機が入り昔に比べると
道はだいぶ広くなっている。
峠には現在、水道の貯水場と携帯の基地局が建っている。
尾根の上に上がっていく方向に赤い鳥居がある。
その鳥居をくぐり、しばらく尾根沿いに登っていくと牛頭天王社が建っている。
6月には、朴葉でくるんだ赤飯を、参拝した人に配る、祭礼が行われている。
その峠からは、下を流れる南川、国道16号線、ホテル流星館、暦会館がよく見える。
峠を越えると道は急になるが、階段状に整備されている。
道を下りてくると、薬師堂が見えてくる。
平成十四年に福井県の文化財の指定を受けたが、住民の老齢化、人口の減少で、
今後の保存を考えると、住民の負担は大変である。
薬師堂の右から横を流れる谷に沿ってしばらく歩くと、安倍家の墓所にたどり着ける。
杉林の中を歩いていく。
墓所は、以前は石碑が建っているだけであったが、現在は、モニュメントが作られ
そこから始まる「美母呂の道」と名付けられた遊歩道も整備されている。
墓所から薬師堂を見下ろす。
薬師堂の正面から。
このまま坂を下りていくと加茂神社があり、左手を谷沿いに下りていくと、土御門家屋敷跡や泰山府君社跡があり、土御門神道本庁もある。
加茂神社の前を通り国道に出て家に帰ってきた。途中堤防の上を歩いたが、シカのフンだらけで弱った。
家の横の電柱の上のトビ
今日見た鳥 ハシブトガラス・ハシボソガラス・トビ・ホオジロ・
カワラヒワ・アオサギ・ミソサザイ・カモ(種類不明)
投稿者:UIP
at 02 :31| 今日の1枚
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