2007 年06 月09 日
ナカミチ CM300(懐かしの一品)
マイクの話です。いつ購入したかは、記憶が定かではないのですが(20年以上前は確か)、使用する電池が入手できなくなり、使っていなかったナカミチ製のエレクトレットコンデンサーマイクCM300。
買った当時はポータブルレコーダー(ソニーTC−5550−2、ナカミチ550)で、当時はやっていた「生録」・・ポータブルレコーダーも各社からいろんなのが出てました・・に使っていたもの。
エレメントの交換により単一指向、無指向、超単一指向(ガンマイク)と、特性を変えることが出来、ローカットフィルター、10dbPAD装備で、定価は25K円ぐらいしたような記憶があります。
使っている電池が特殊で、指定が水銀電池のH7−D(7MR9)、電圧9.45V・・・1.35Vのボタン型電池MR9を7個直列にしたもの
田舎では、在庫をおいている店などなく、注文で取り寄せてもらったのが写真の電池、91−05の日付が刻印されています。
この電池が使えなくなって新しいのを買おうと思った頃、水銀電池自体が消え去り、メーカーのカタログからもなくなり入手不可能になってしまいました。
ボタン電池を直列接続して自作する手もあるのですが、PAでは、コンデンサーマイクを使う機会もあまりないので、ほったらかしになっていました。
あるとき、ソニーのホームページを見ていてリチウム電池で同じような形で電圧の電池が発売されているのを知り、ネットで販売しているところをさがし購入しました。(実物を見ていないので本当に使えるのか不安はありました)
型番は3CRーMIC、電圧は9V、ソニーマイクロホン専用とうたわれていますが、H7−Dの代わりであるのは間違いないようです。
ソニーのどの製品に使われていたのかは不明。
購入価格は1本1360円、オープン価格なので買ったところが安かった高かったかは取り扱っているところも少なかったのでわからず。結構いい値段です。水銀電池のほうは、確か900円ぐらいだった。
大きさは単3とほぼ同じくらいですが、少し太く少し短く、重さはリチウム電池なので、H7−Dや単3より軽量です。
久々に使うこともあり特性の劣化を心配したのですが、特に問題もなく、いい音で収音できたので、復活させて使っていこうと思っています。
投稿者:UIP
at 16 :16| 趣味
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