2010 年08 月26 日
たてもの探訪 【神長官守矢資料館・高過庵】
ここ最近、独断と偏見で各地にある「ケンチク」を探す旅に出ております。昨日訪れたのは長野県茅野市にある「神長官守矢資料館(じんちょうかんもりやしりょうかん)」です。素材そのものの力強さがスゴイです。壁は土と木、屋根は瓦ではなく鉄平石で葺いてあります。
設計は茅野市出身の藤森照信先生、施工は友人や知人からなる縄文建築団でまさに手作りです。
自然素材というより自然そのものから作られている感じがします。
すぐ近くの森を見ると、何かが見えます。
鬼太郎ハウスに似ていますが、「高過庵(たかすぎあん)」という茶室です。窓からは茅野市街が一望できるでしょう。屋根は銅板からできているそうですが、当初のキラキラが落ち着いた色に変わっています。
運よく、資料館の方から茅野市民館で藤森先生の展示会を開催していると教えていただき、寄ってみました。今までの作品の写真や模型などが陳列してあり
外には「空飛ぶ泥舟」という名の茶室?がおいてありました。
さっそく会社で建築団を結成して手作りをしようと言ったところ、「みんな忙しいから」と断られました。ちょっと唐突すぎたようです。
投稿者:JC
at 19 :16| たてもの探訪