2010 年10 月31 日
たてもの探訪【箱木家住宅】
兵庫県神戸市の山間にある古民家「箱木家住宅」。これは日本最古の現存する住宅と言われているもので、通称「箱木千年家」とも呼ばれています。建てられたのは14世紀頃だと伝えられています。一般の民家に見られるような構造が外部に出てきていません。堅穴式住居が地面から立ち上がったばかりの構造形式だとも考えられています。 基礎らしきものも見当たりません。
軒先もかなり低く、かがんで家に入らなければなりません。
内部は畳の部屋がありません。これは一般に畳が普及する以前の建物だからです。床板も鉋(かんな)がない頃の仕上げでボコボコしています。
金沢の湯涌にも古民家を移築したゾーンが作られたので、見学しに行こうと思っています。
投稿者:JC
at 10 :03| たてもの探訪