2011 年05 月29 日
たてもの探訪【流店】
ここは岡山県のとある農村、ではなく三大名園のひとつ「後楽園」です。閑谷学校の建設でおなじみのスーパー建築家、津田永忠(つだながただ)が造営の指揮を執りました。園内にはさまざまな建物があり面白いのですが、中でもこの【流店】(りゅうてん)はすこぶる軽やかでスタイリッシュです。
真ん中に水が流れるようになっていて、足を水につけて涼むことができるようですが、この時は水がなく残念でした。
建物内部の柱や梁は四角いのに、ひさしを受ける柱や梁は丸太になっていて領域を分けているようです。
仕事の合間にスーパー銭湯に行くのはちょっと気がとがめるので、ここで休憩するのが良さそうです。難点はかなり遠いことです。
投稿者:JC
at 20 :10| たてもの探訪