2011 年08 月04 日
8.4現場から
金沢市内の現場。上棟時に運び込まれたあまり見かけない怪しいボルト類。とっても怪しいので、お巡りさんにタレこもうかと思っていましたが。
しばらく様子を見ていると・・・。
リビングに飛んでいる450mmの大きな梁。このお宅では同サイズの5本の梁が吹き抜けにかかるので、非常に迫力があります。こちら側の梁の根元の部分には、耐震用の金物が2本ついています。
さて、反対側の梁の根元には金物が見当たりません。よく見ると、黒いものが梁の側面に見えます。なんということでしょう!怪しいボルトが入っているではありませんかっ!
黒い金物はDボルトという特殊な金物で、構造の内部に通す金物らしいです。こちら側は梁全体が2階からも見えるので、金物が目立たないよう今回はDボルトを使ったとのことです。
「そうそうDボルト、そうだと思ってました。それしかありえませんな!」と心にもない事を言い、逃げるように現場を後にしました。
投稿者:JC
at 20 :42| 建築