2012 年04 月24 日
たてもの探訪【秋野不矩美術館】
とある小高い丘の上に砦のような建物を発見。とうとうタイムスリップした訳ではありません。ここは静岡県浜松市。浜松市出身の秋野不矩画伯の作品を展示する【秋野不矩美術館】(あきのふくびじゅつかん)で設計は藤森照信先生。
長野にある神長官守矢資料館を見た秋野画伯が、藤森先生に自ら依頼したというこの建物。
迫力のある素材感に圧倒されます。
天窓からの光が落ちてくる吹き抜けには梁が飛び交っていて、不思議な空間となっています。
靴を脱いで鑑賞する美術館です。床材は地元の天竜杉、壁はわらを混ぜナチュラルな素材感です。
道を歩いていると、ふと看板が立っていました。
浜松は徳川家康にゆかりのある土地なので、このようなものがよくあるのでしょうか?
ちなみに家康の書いた幹には「なにごともほどほどに」「慈悲深く」「正直に」
細川三斎(忠興)の書いた枝は「早起き」「稼ぎ」「決断力がある」「金を使わない」「がまん強い」「からだを大切に」「油断がない」「家族仲良く」
とのことです。
30分早く起きるようにしました。
投稿者:JC
at 14 :25| たてもの探訪