樽蔵通信

 
おはようございます。
石王です。
昨日はまさかの雨で、今日予定していた大豆の播種＆枝豆の播種がお流れになりそうです。
大豆類は土壌に湿度が強いと湿害を引き起こし発芽不良から初期生育不良あとあと復帰出来なくなってしまいます。土壌環境が整わないと機械を入れる事が出来ません。
かと言って乾燥圃場だと発芽しません。適度の湿度が無いと種の生命スイッチが入らないのです。乾燥したままだとまだましなのですが中途半端にスイッチが入ってしまいその後乾燥状態になると生命維持が出来なくなり死んでしまいます。
なので土の耕うんでの壊土状態と播種深さ、鎮圧の強さというのは圃場別での設定と年度別での天候を予測して考えなければなりません。
今年は乾燥を予想してましたからある程度深く播種する。強めに鎮圧する。でも湿害が怖いので土壌は荒く仕上げておく予定でしたが、少し状況が変わってきたようです。
勝負は発芽までの土壌環境をいかに整えていくかですのでなんとか播種適期の間にそのチャンスを逃さない作業にしたいと思います。
昨年は完全に湿害環境となって大失敗してしまいました。
今年の栽培に懸ける期待は昨年の発芽時点（失敗）から待ち焦がれた時期なので何とか成功させたい…祈り。
発芽さえうまくいけば色々な技術が使えるのに。