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2011年9月30日

ハッチ

おはようございます。
いしおうです。

今日から雨…。
順調に進めてきた稲刈りも数日ストップがかかりそうです。

雨の日は読書が良いですね。

この間読んだ小説はスズメバチの話。
立山町でも子供たちが刺されて騒ぎとなりましたがそのスズメバチの働き蜂が主人公の物語です。
みつばちハッチのようなファンタジックなお話では無く、実にリアルに蜂の世界を描いてありました。

小説に挑む時に心がけることはどれだけ自分の人生とすり合わせて感じ取れるかということ。
働き蜂の一生を僕はどう感じたのか。
大いなる意志(遺伝子)によって戦い、役割を果たす。毎日仕事の基準を引き上げながら約30日間(ふ化後寿命まで)の時間を生き抜く。
逃げも隠れもしない戦いの世界。その裏側には兄弟達(幼虫)への深い愛情と母親(女王蜂)への忠誠心。それらを守る為に命を賭ける!そしてより良い遺伝子を蜂全体で継承していくんですな。
笑いごとではございません。
僕は泣いてしまいました…。

人間の遺伝子ゲノムは85%ぐらい(忘れました)何のための情報化解らないそうです。大方は細菌の情報だそうです。(これも忘れました。すんません。)
何が言いたいのかというと人間個人の想いなんて遺伝子レベルで考えると大したもんではないという事。
どうでもいい事(自我)にぐちゃぐちゃ考え込んでいて大事な事を取りこぼし過ぎなんではないかと思いました。
そして、役割は継承出来るようにすること。
明日に脅えず、もっとストレートに大事を捉えた生き方を目指すべきだと感じました。
グズグズ考え込み始めたら昆虫の事を思い出そうっと。
良かったら読んでみて下さい。「旋風のマリア」です。
今朝早朝セミナーでの講話で「モチベーションを一定に保つためには誰かの為にとの想いを持つことが必要な事です。」と教えられました。

ハッチも誰かを守る為に命をかけている!

 

 


投稿者:樽蔵at 11:52 | 日記 | コメント(3) | トラックバック(0)

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