メイン | 2005/06 >>
2005 年5 月31 日

富山を創る行動へのヒント*石井富山県知事との対談* H16.11月

知事
ポジティブチェンジを活動スローガンとする
日本JC富山ブロック協議会2004年度会長
中村文隆君は平成16年11月、就任早々の
石井知事を今最もポジティブな人として
お迎えし、今後の富山県について話し合った。
環日本海構想や観光振興など、今後の富山県
が取り組むべき話題などにも話が及び、
対談は充実したものとなった。

中村 本日はお忙しい中、お時間を頂きありがとうございます。
石井知事は私にとって中学・高校の先輩である訳ですが、今日は新知事として富山の未来について語っていただき、今後の青年会議所・若者たちの行動へのヒントにさせて頂ければと思っております。
石井  中村さんは本年度*)の富山県の会長なんですね。      *)2004年
中村 はい、富山ブロック協議会は県下10の青年会議所で構成されています。特に、昨年まで18回、青少年育成事業として「少年の翼」を開催してきました。県内100名ほどの中学生が姉妹都市・オレゴン州のポートランドへ一週間ホームステイや研修を通して現地の人と交流するという事業です。元々は富山県の置県100年を記念して中国・遼寧省へ派遣したのが始まりでした。この事業はJCとしては珍しく県から1千万近い補助を戴いてやっていた事業ですが、もっと今の時代に即した事業がないのか、また富山県が進めている環日本海交流も考えなければいけないのでは、という事で今年は少年の翼事業を休止し、違う形での事業の検討に入っています。今の中学生は普段でも海外に行く機会があり、また、財政改革が叫ばれている中、県民としてJCとして補助金を当てにした事業であってはならないなど、再考の必要な点が多々あります。
石井 JCが中学生の国際交流事業を環日本海時代への対応や行財政改革の角度から見直していくことは大事な姿勢です。環日本海地域・アジアなどは今後も大いに発展が見込まれる地域ですから、こうしたところと幅広く国境を越えて人と人との交流を広めることが重要だと思います。特に若い人達の交流は非常に大切ですね。kaidan



中村 その環日本海構想ですが、知事はどういった方向を目指されているのでしょうか。
石井 日本の将来を考えると、これからは環日本海、アジアとの交流が文化面・経済面でも重要になってくると見込まれます。富山県としては、そのパイオニア・ゲートウェイ的な役割を担っていかなければいけません。富山県の日本の中におけるポジションを高め、より重要なものにしていくためには、そういうアクティブな姿勢が大事です。北陸新幹線により首都圏との結び付きが強まり、東海北陸自動車道により岐阜・愛知県との関係も深まります。また安房峠を越えて長野とのアクセスもでき・・・・
以上 (社)日本青年会議所富山ブロック協議会 2004年度広報誌OASIAより抜粋

つづきは こちら正式ブログで!

投稿者:隆盛会at 19 :02 | ニュース | コメント(1 ) | トラックバック(2 )

メイン | 2005/06 >>
このページのトップへ