まだ新潟、人情横丁はどこだ?
新潟は前に一回プラネで郊外の産業展示館に来たことがあるだけで、まちなかは全然わからない。
人情横丁に夕方行くとは言ってあるが、人情横丁がどこにあるのかもわからない。
中心街には何本もアーケードがあるけどこれのひとつか。
適当に中心街近くのコンビニに停めて、近くのコインパーキングを探しに歩いた。
1晩700円の安いところがあったので、のぞいてみる。奥に1台スペースが空いている。
ここに車を移動して停めてから、人情横丁を探しに行こうと思っていると、
「ヒゲキタ?」と声をかけられた。
なんと会いにきた当の本人、岩田父だった。
しかもアパートの前。昼休みが終わり、これから店に戻るところだという。
店も歩いて行ける、すぐ近くだった。
なんというご都合主義の展開だ。
フロムドーン
マスターは数多くのラーメン屋を経営する社長だという。
岩田父は昆布屋だったのだが、仕事上の関係の社長から請われて丼屋になってまだ1ヶ月足らず。
すれ違うのも難しいカウンターだけの小さな店だ。
メニューは3種類くらいしかないのだが、スタミナ丼を頼んでしまった。
あとで、親子丼、鶏がメインらしいと知る。いきなり掟やぶりである。掟破りのスタミナ丼と書いてあった。
夕方からは酒が飲めるのだが、酒は店に置いてない。人情横丁は営業法的に酒が置けないのだという。
どうするかというと、裏のイトーヨーカドーで客が自分の飲む分を買ってくるのである。
缶ビールを買ってきた。
つまみはおすすめ小鉢なのだが、岩田父が金沢で採ったわらびだった。
マスターはお通夜だということで出かけてしまった。
となりのボランティアのお店の女性客が帰ると、近くの寿司屋の大将と岩田父とヒゲキタだけになる。
この3人だと、ダジャレおやじばっかりという濃いメンツである。
閉店までにはヒゲキタだけになった。
岩田父は里山トラストという自然保護活動で知り合ったのだが、SFとお笑いが好きなおっさんである。
岩田息子はネット大喜利のチャンピオンにもなったこともあり、コミケで地獄のミサワと一緒に同人誌を作っていたりする。
岩田母も有名漫画同人誌を作っていたらしい。
濃い一家である。
北海道のSF大会に星野之宣がゲストで来るので、サイン会があれば、サインをもらってくるよとか。(サイン会はなかった)
車中泊のつもりだったが、岩田父のアパートで寝ることになった。布団がないので、寝袋で。酔ってるけど、シュラフ。
柿の種をつまみにさらにビールを飲み、寝る。
投稿者:ヒゲキタ
at 20 :34
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