2007 年11 月18 日
東大のプラネタリウム
土曜日は金沢市の大浦小学校でプラネタリウム。親子90人。投影は季節の星座を簡単に説明して後半は立体映像で盛り上がって終わる、というのがパターンなのですが、秋の星空は明るい星が少なく寂しいので難しい。夏だと北斗七星を見つけて、北極星、アンタレスから、さそり座、夏の大三角という流れ。冬だとオリオンから冬の大三角、おうし座、スバルへと進む流れ。
秋はいちおう古代エチオピア王家の人たちの繋がりがあるのだがほとんどやりません。今年はホームズ彗星が増光していたのでちょっとだけやりましたが、たいてい北斗七星、北極星、カシオペアと来て北極星にもどって強引に日周運動を進めて冬の星座を説明するのです。
手抜きなんですけど、いっぺんにたくさんの星座を説明しても覚えきれませんから。特に立体映像を見ると、インパクトが強すぎて、ドームからでる時には星座のことはほとんど忘れています。学習効果はありません。それでいいのかヒゲキタ。
さて、アマチュアで一番大きい自作プラネタリウムはたぶん東京大学の地文研究会天文部の12メートルドームではないかとおもわれます。もちろんエアードームです。駒場祭や五月祭に体育館で投影するようです。投影機はレンズ式。さすが東大です。ドームや架台は隔年で作り替えるそうで、お金もかかっていそうですが、レンズ筒には空き缶が使われていたりします。
http://gfd00.ms.u-tokyo.ac.jp/tenmon/index.html 東大天文部
http://www.a103.net/komabasai/56/visitor/project/id199.html 駒場祭企画
投稿者:ヒゲキタ
at 21 :14| 日記
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